映画『山懐に抱かれて』
山懐(やまふところ)に抱かれて
岩手県田野畑村の山地酪農家さん(吉塚一家)の24年間にもわたるドキュメンタリー作品です。
自分が感じたままの感想は以下です。
家族で楽しくご飯を食べた時のこと
友達と仲良くふざけて遊んでいた時のこと
大きくなってきて、親との言い争いをした時期
実家を離れて暮らすことになった別れの日
あたり前のように過ぎていく人生の日常は、
様々な感情で構築されていて
人それぞれが今日もその社会や自然の中で生きています。
人間の役割、家族の意味、自然との距離、
現代人がなんとなく理解しているようで、していないような。
ふわふわした素手で構えた私たちに、
ど直球で力加減無しの硬式ボールを投げてくるドキュメンタリー。
この映画の懐に、
生き迷う現代人にとっての大きな温かいヒントが
たくさん詰まっています。
■岡田大介(すし職人・酢飯屋 代表)
2019年4月27日(土)〜東京・ポレポレ東中野
5月~岩手県:田野畑上映・フォーラム盛岡・シネマリーン特別上映ほか県内順次。
ほか全国順次公開!
『山懐に抱かれて』
http://www.tvi.jp/yamafutokoro/
ナレーション:室井滋さん
監督・プロデューサーの遠藤隆さんと。