はす・ハス・鰣(魚偏に時)・Opsariichthys uncirostris
上:ハスのメス
下:ハスのオス
コイ目コイ科ハス属ハス
日本在来の淡水魚では数少ない、
完全な魚食性の魚で、ナマズと同様に淡水域の食物連鎖の上位に立っています。
口も大きく開き、超肉食系ですが、歯は一本もありません。
ちなみに、
ビワマスは、アユ、エビ、その他を食べていますが、
ハスもアユを食べているそうです。
ハスは元々この辺りの固有種で、
アユと一緒にハスも混ざって全国へと出回ってしまったようです。
まずはハスのメスから。
こちらからハスのオスです。
ちなみに、ハスやウグイ、ブラックバスの刺身は
皮を引いて、薄くスライスして小骨を断ち、
ニゴイはそぎ切りにして酢味噌や昆布締めで食べるそうです。
あとは、地元の方の食べ方で
ウロコごと塩焼きにしたり
ウロコごと煮魚にして
ウロコも内臓も食べる方もいらっしゃいました。
美味しいけど小骨が多くて大変だそうです。
6月なら湖岸のものでも美味しいそうです。
ハスとナスの南蛮漬け
ハスを獲る
【やな漁・ヤナ漁・梁漁】についてはこちらからどうぞ。
http://www.sumeshiya.com/blog/2019/05/post-4936.html
3月,4月には、ハス獲り専用の刺網(40〜50m)もあります。
危険過ぎる伝説の郷土寿司
【ハス寿司(ハスのなれずし)】については郷土寿司プロジェクトからどうぞ。
http://www.sumeshiya.com/project/2019/02/post-38.html
夏、脂が落ちているハスで作るハス寿司が美味しいそうです。