種子にんにく農園
2018年7月5日
「たっこにんにく」という名で全国的にも有名な
青森県田子町(たっこまち)に行ってきました。
こちらが種子にんにく農園の種子宏典(たねこひろのり)くん。
2011年の12月
元々はササキタカシさんからのご紹介でご縁をいただきました。
当時は、クラブミュージックを聴きながらにんにくを育てるヤバい男が青森にいる!
みたいなご紹介だったのを覚えています。^^
いつも使わせていただいていたニンニクの生産現場で
本物を見せていただくということが
一番幸せで、食材魂を感じる瞬間です!
にんにくの根を切り落とす。
種子くんにとっては日常過ぎるこの一瞬も
僕にとっては非日常の光景です。
春の忙しいにんにくシーズンを外して伺ったこともあり
にんにく畑は収穫後、綺麗になっていました。
肥料へのこだわりだけでなく、
種子くんのこだわりの全ては
種子農園のホームページで見ることができます。
https://tanekoninniku.com/
エアーを吹きかけて、傷つけずに外皮を剥く道具です。
こんな感じで綺麗に剥くことができます。
皮と外皮の間に強力な細い空気をプシュプシュすることで
気持ちよく剥けていきます。
サイズを計測する便利道具。
生ニンニクは乾燥すると3割重さが減るそうです。
種子くんのにんにくグラビア写真はこちらからご覧いただけます。
http://www.sumeshiya.com/blog/2022/01/garlicallium-sativum.html
田子町にはガーリックセンターなるものがあります。
にんにくの首都とまで看板に書いてありますが、ほぼ異論は無いと思います。
こちらが、
たっこにんにくイメージキャラクターの「たっこ王子」さま。
頭も下半身もニンニク感が出ていますね。
このステッキもきっと、ニンニクの何かなのだろう。
出たーー!
にんにくソフトクリーム!
ご当地ソフトクリームの中でもかなり尖っていますね!
この日は、田子町が誇る3大食材(ニンニク・肉・米)を使ったニンニクフルコースランチ
「田子ガーリックステーキごはん」をいただきます。
まず、ウエルカムドリンクとして「ガーリックコーラ(ニンニク入りコーラ)」が出てきます。
気に入ったらお土産にもどうぞ(商品名は「タッコーラ」です)。
どどーん!
〈9種類の創作ニンニク料理〉
ニンニクと枝豆の冷製スープ
ニンニクと白菜のさっぱりキムチ
にんにくとごぼうの山の幸かき揚げ
赤パプリカと胡瓜とニンニクのピンチョスサラダにんにく人参ドレッシング
長田子豚のにんにくテリーヌにんにくジャム添え
にんにくとニラの一口チヂミ
にんにくと大根と人参の紅白なます
スペイン風にんにく入りオムレツ
ニンニク羊羹
食べる順番も決められています。
奥の列の左→右、
真ん中の列の左→右、
手前の列の左→右です。
味噌汁も熱いうちに!(ニンニクは入っていません。)
前菜の9種類の創作ニンニク料理を食べ終わったらメインへ!
こちらが青森県田子町の郷土寿司「ガーリックステーキ寿司」(元祖「肉巻き寿司」)です。
点火棒を使って、固形燃料に火をつけて1分30秒~2分ほどで
ステーキ鍋が温まりますので、お肉をのせてお好みで焼きます。
お肉を食べるおすすめの順番も示されています。
豚肉→牛肉→鶏肉→ニンニク→豚肉→牛肉→鶏肉→ニンニク→豚肉...です。
肉巻き寿司の作り方は簡単で
①取り皿にシャリを置く
②シャリに肉を巻きつけて食べる
です。
シャリには3種類のトッピングがのっていますが、肉をどのシャリに巻くかは自由です。
肉の下にある野菜も焼いて食べます。
焼き終えたら、火消し蓋を使って火を消してください。
【ガーリックステーキ寿司(肉巻き寿司)の定義】
「ガーリックステーキ寿司(肉巻き寿司)」は
2段型寿司下駄の奥側に肉・ニンニク、手前側にシャリを配置する。
ステーキ用の牛肉、豚肉、鶏肉はそれぞれ3枚、ニンニクは3片とする。
お米は地元産の「あきたこまち」を使用し、シャリ(酢飯)は9カンとする。
シャリの上に3種類のトッピングをのせる。
フライドガーリックと「ザ・ガリ」(ニンニクで作ったオリジナルガリ)をつける。
お好みで3種のにんにくパウダーまであります。
お肉と酢飯で焼いたニンニクを挟むも良し。
肉巻きにしたおすしの上に焼いたニンニクをのせて食べるもよし。
写真右:「ザ・ガリ」(ニンニクで作ったオリジナルガリ)
フライドガーリックで食べてもよし。
自由度が高いのも、ガーリックステーキ寿司が喜ばれる秘訣です。
食後のデザートとして「ガーリックアイス」がきました。
正直に言います。
有りか無しかで言うと、僕は有りだと思いました。^^!
田子ガーリックステーキごはん(略称・ガリステごはん)は、
2016年3月29日のデビューから毎年進化し続けるガリステごはんを
皆さまに味わっていただくため1年に1度、
3月29日を迎えると同時に前菜を一新しているそうです。
一度召しあがった方もそうでない方も、
前菜をバージョンアップしてパワーアップしたその年バージョンを
ぜひ一度、食べに行ってみてください。
【田子ガーリックステーキごはん】の最新情報はホームページからどうぞ!
https://www.takkogarlicsteak.com/
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後日
東京に来た種子くんがお土産にとプレゼントしてくれた
いきり勃つ、ニンニクリスマスイルミネーション。
ビンビンです!
(種子宏典 作)
こちらは、酢飯屋 江戸川橋 旧古民家店舗にて
和菓子薫風の佃佐知子さんが
ニンニクを嗅ぐ無駄のない所作と表情です。^^
器:二階堂明弘さん
右が黒にんにく
種子くんのにんにくで作られた黒にんにくですので
クオリティがとてつもないです!
ラベルデザインと書は
ササキタカシさんです!
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2024年4月 にんにくをお取り寄せしました。
ロゴがたまらんち!
手前味噌や梅仕事の如く、
今年もたっぷりと「にんにくこうじ」を仕込む岡田家。
いつからか、年間で一番使っている調味料かもしれない。
2024年は、
秋田県横手市から「羽場のこうじ」
青森県田子町から「種子にんにく」
兵庫県淡路島の「自凝雫塩(おのころしずくしお)」
白 × 白 × 白 = 旨すぎ調味料 の完成です。
「にんにくこうじ」の作り方はこちらからどうぞ。
https://www.sumeshiya.com/blog/2023/06/post-7042.html