おばあちゃんが麦茶を注いでも、子どもが両手で抱えても
おしゃれなOLが傾けても、野球帽の少年が飲み干しても
誰が持っても似合うもの。
奇をてらわずに、あたりまえにそこにいます
というようにただあるもの。
そんなものにあこがれて、ガラスを吹いています。
今回会場に並ぶのは、ひとつのかたち、泡をあつめて光のゆらぐコップたち。
厚みにあえて凹凸をつけて
まるで手でひねったようなやわらかいフォルムが持ち味です。
ひとつひとつ、丸くなりたがったり
上に伸びたがったり、ずしんと重く座ったり
まるで「人となり」とでも言いたくなるようなその「コップとなり」たち。
まだまだ暑さの引かないころ
あなたの秋のひとときをぜいたくにしてくれることを願って。
コップとなり、ならんでお待ちしています。
【日時】
2014年 9月15日(月祝) ~ 21日(日)
11時~17時
【場 所】
酢飯屋/水道ギャラリー
文京区水道2-6-6
【最寄駅】
地下鉄 有楽町線 『江戸川橋駅』 4番出口から徒歩3分
【作家在廊日】
9月15日(月・祝)終日
9月16日(火)午前
9月20日(土)終日
9月21日(日)終日
※9月20日(土)18時より開催の【お月見の会】の詳細については、
作家より直接ご連絡させていただきます。
写真
齋藤 浩基