【ヴィエ・ディ・ロマンス '10(イタリア・フリウリ)(チャンパニス・ヴィエリス シャルドネ)】
すっきりタイプの作り方(のはずが少し樽の香りあり)黄身が濃く、
冷やしすぎない方が芳醇な香りが楽しめる。味わいはスッキリ。時間をおくとレモンのような香り。
湯霜漬けのようなほんのり濃いものと引き立てあう。
古語で古い畑を意味するワイナリー。数世紀の歴史をもつ。
【オーボンクリマ サンタ リタ H.シャルドネ '04(米・カリフォルニア)】
アメリカのアンリ・ジャイエといわれる天才醸造家が率いるワイナリー。
多々あるオーボンクリマの中でも高品質を算出し、生産量のすくないサンタリタヒルズ。
焦がしたアーモンドのような香りにまず驚かされる。
パワフルなカリフォルニアワインの中にあって珍しい9年ものの白ワインのため、
上品で味に複雑味もあり、重厚な印象を与える。 ほんのり琥珀がかった色もまた時の長さを伝えてくれる。
アメリカワインを牽引するブランドの一つ。
【高畠ワイナリー 嘉スパークリング シャルドネ(日本・山形)】
高畠産100%のシャルドネ。2013年国産ワインコンクール金賞。
すっきり辛口で軽やか。日本酒のようなアイボリーカラー。むつのお造りとも完璧でした。
【F・マニャン サンロマン ブラン '10(フランス・ブルゴーニュ)】
海抜400mの冷涼地でつくれられる生産量の少ないワイン。
時間とともに変化をとても楽しめる余韻の長いタイプ。スダチのような柑橘とも相性がよい。
清々しさと透明感の中に、40年の樹齢からくるミネラルや複雑さが魅力。樽熟。
若くも研究熱心なフレデリックは、伝統的なブ ルゴーニュを守りつつ、新しいスタイルを取り入れて、
特にパリなど都市部のビストロで大きな支持を得ている。
今話題のM系金融マンから脱サラして故郷新潟でワイナリーを拓く異色の作り手。
日本海の魚に合うワインをつくりたいと テーマでワインつくりをしている。
樽が効いており香り高いが、後味はひっぱらず、鮨の邪魔をしない。
若木のフレッシュさに溢れているが、 販売終了している2011年もののため、
熟成感からくる丸みを帯びていて優しい印象になっており、魚と解け合うワインになっている。
【ランチョーリ 2012年 トスカーナ イタリア】
日本未入荷のワイン。個性的な草のような香りをはじめ感じたが、
次第にグレープフルー ツのような柑橘の香りに変化。
フィレンチェ近郊の昔の貴族リッチ家の領内にあった畑で、歴史はとても古い。
小さな作り手で赤ワインは地元のサンジョベーゼ を使っており、
白ワイ ンにシャルドネを選ぶことにはチャレンジ精神を感じる。作り手の遊び心を感じられる楽しいワイン。
【マン 南アフリカ 2012年】
コストパフォーマンスが高い南アフリカのワインの中では 高級なランクになる。
樽香はするが、香りの持続性が短い。くいくい飲み進めるのにいいワイン。
オーストラリアの中でも19世紀はじめ創業の老舗ワイナリー。
オーストラリア生産される白ワインはシャルドネで、樽香加工を施しているものが多い。
日照量の多さからアルコール度数が高く、ボリューミーでふくよかな味わいになっている。
黒ムツの塩焼き鬼おろし すだち醤油で
シロカワカジキの湯霜漬け刺し
ロゼ色の身色 神経〆熟成15日目のハチビキの刺身
ハチビキ
神経〆熟成15日目のクエ(すだちと塩で)
神経〆熟成15日目のスジアラ(塩麹で)
スジアラとシャルドネ
恋し浜ホタテ(ひしおで)
車海老
銚子つりきんめの皮と黒ムツの皮ポン
本マグロ赤身漬け
マッシュルームバーガー
シャルドネワインと寿司の会の様子
佐賀県 唐津の袈裟丸さんの塩ウニ
銚子つり金目鯛の生粕漬け(黒米)
煮上がり穴子
今回は『シャルドネワイン』というテーマに絞っての企画です。
ワインライフプロデューサーとしてご活躍の
平野美穂さんに30分ほどの講演をしていただき、
その後、
セレクトしていただいたシャルドネワイン5種と
酢飯屋の刺身2種と寿司10種をお楽しみいただきます。
【日時】
2013年 10月25日(金) 19時30分~22時30分
【場 所】
東京都 文京区水道2-6-6 酢飯屋
MAP http://www.sumeshiya.com/map/
電話 03-3943-9004
【最寄駅】
東京メトロ 有楽町線 『江戸川橋 駅』 4番出口から徒歩3分
【会費】
男性 10,500円
女性 9,500円