寿司・酢飯屋

シャンパーニュと寿司の会〜2019.11.02(土)

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【シャンパーニュと寿司の会】

合わないお料理には、徹底的に合わないことで有名なシャンパーニュ。
お寿司はその点、『寿司シャン』なんて言葉が昔からあるように、
比較的お寿司との相性の良いお酒の一つだと思います。
日本の女性だけによる国際ワインコンペティション
「SAKURA AWARD(サクラアワード)」始まって以来の4冠という功績を残した『ミレジム2012』。
寿司、天ぷら、寄せ鍋などなど。
和食にそこまで寄り添うこのシャンパーニュとは、
一体どのような味わいなのか?
今回のシャンパーニュの詳細は
こちらからどうぞ。
https://www.castersliebart.jp/

二日間開催しますので、ご興味のある方
酢飯屋のお寿司との相性を是非、お楽しみにいらしてください。


【日時】 シャンパーニュと寿司の会
〈1日目〉2019年 11月1日(金) 19時〜21時30分(時間厳守)
〈2日目〉2019年 11月2日(土) 12時〜14時30分(時間厳守)
※時間になりましたらイベントを開始させていただきます。
遅れていらっしゃる方のお寿司はご用意しておきますが、
会を先に始めさせていただきますこと、ご理解よろしくお願いいたします。

【場 所】
『酢飯屋』 文京区水道2-6-8


以下、当日の様子です。

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造り手のDavid Casters(ダヴィッド・キャステル)さんは1975年ダムリー生まれ。
私立醸造学校を卒業し、家業を継ぐため、お父様のもとで働き、現在は当主をつとめています。
生産されるシャンパーニュのほとんどがフランス国内の個人客の方に販売され、
輸出はごくわずかだそうです。

マルヌ川右岸のダムリーという地域にブドウ畑があります。
シャルドネやムニエなどダヴィッドの祖父さまが1960年代に植えたものです。
ぶどうの栽培農家であり、シャンパーニュ造りもしていたキャステル家のヴァンサンとリエバ家のリリアーヌが
1969年に結婚し、キャステル・リエバが誕生しました。
このふたりの間にできた息子が現当主のダヴィッド・キャステルさん。
彼は2000年にサン・マルタン・ダブロワのレコルタン・マニピュラン(RM)の娘Cesile(セシル)と結婚。
彼女の実家の畑も耕作することになり、こんにち、ヴァレ・ド・ラ・マルヌに位置するダムリー、サン・マルタン・ダブロワ、ヴィネ、シャヴネの4カ村に合計11ヘクタールのブドウ畑を所有。
これらの畑のブドウのみを用いてシャンパーニュを造っています。
つまり、紛らうことなきレコルマルタン・マニピュランなのに、
ラベル上の業務登録記号は、NMとなっています。
2009年に一度だけ他所からワインを買ったので、ネゴシアンになりました。
この年はシャンパーニュ委員会が定めた収穫量が低く、顧客に充分渡るだけのシャンパーニュを造るにはそうするしかなかったそうです。翌年はセシルの実家のブドウ畑を譲り受けたので、量的な問題は解決しました。
ところが一度業態を変更すると、もう元には戻せないそうです。。。
醸造上の特徴はマロラクティック発酵をブロックすること。
フレッシュさ、アフターの長さを求めているからとダヴィッドさんは言います。
ムニエを大切にしている土地柄、フレッシュさやフルーティーさを強調するためにも、
ノンマロラクティックは正しい選択です。
ブリュットで7〜8gという控えめなドザージュもフレッシュさのためです。
彼の手がけるキュヴェはどれもピュアでストレート。
嘘や誤魔化しがありません。
小さなレコルタンにありがちな、ひねた香りがしないのもGOODです。
それは、塵ひとつ落ちていない清潔なテイスティングルームや、醸造施設を見ると納得できます。

上級キュヴェには家族の名前が付けられています。
ムニエ100%の『セシル』はもちろん、奥様セシル。
シャルドネ主体の『キュヴェ・ヴァンサン』は父ヴァンサン。
ピノ・ノワール主体の『ルネ・マルセル』は、二人の祖父の名前で、
婚姻の象徴としたそうです。


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こだわり

自分達が使う食材や道具などは、可能な限り現地に足を運び、
五感で確かめる。自分達で作れるものは作る、獲れるものは獲りに行く。
『本質』の定義は『原点』だと考えております。