寿司・酢飯屋

〈神奈川県〉湘南T-SITE 【ワークショップ】 食欲の秋にイカはいかが?

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2022年の青少年読書感想文全国コンクール小学校低学年の部課題図書にも選出された、
写真絵本『おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで』。
作者であり寿司職人でもあるおかだだいすけさんと一緒に、
"生きものが食べものになるまで"を観察してみませんか。
作者のおかださんご自身が解説しながらイカを捌いたり、
実際にみんなで触ってみたり、
「いただきます」の意味を感じることができる体験教室です。

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〈湘南T-SITE 【ワークショップ】 おすしやさんがいらっしゃる!~食欲の秋にイカはいかが?〉
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【会期】
2022年10月1日(土)

【時間】
①11:00-12:15 
②14:00-15:15

【場所】
神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20番-1 湘南T-SITE 3号館1階 SQUARE Lab

【問い合わせ先】
湘南 蔦屋書店 0466-31-1510(代表)

以下、当日の様子です。

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可能であればなるべく、鮮度抜群の
イカの色の変化を目の前で見ていただきたくて、前日にヤリイカ釣りに行ってきました。
ヤリイカ釣りの様子はこちらからご覧いただけます。
http://www.sumeshiya.com/blog/2021/09/post-6653.html

そして、どうにか無事ヤリイカ調達完了。

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こちらは、湘南T-SITE 2号館。

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今回の会場は、

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湘南T-SITE 3号館内にある

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こちらのSQUARE Labです。

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たくさん並べてくださりありがとうございます!

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会場設営中。
絵本の序盤にも登場する酢飯屋の暖簾(のれん)。
グラデーションが綺麗な藍染についてよくご質問いただきますが
徳島県【古庄染工場(ふるしょうぞめこうじょう)】さんに作っていただいた 阿波藍染め(あわあいぞめ)です。

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入り口から室内にかけて、パネル展も同時開催してくださいました。

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お話会だけでなく、
子どもたちがイカに触ったり、僕が解体したりがありますので
会場によって異なる床素材や家具、光の入り方など
絶妙なレイアウトを整えるのも大切な準備の一つです。
開演ギリギリまで微調整。

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レジ前には、今回のイベント告知チラシが置かれていました。
ありがとうございます。
この日、参加した子どもたちが教えてくれましたが、
レジ前のあの場所は、実は毎回チェックしていて、
何か面白そうなイベントが告知されていると、
チラシを持って帰ってお母さんに見せるのだそうです。^^
確かに高さ的にも、子どもの目に良く入るのかもしれませんね。

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さあ、お客様が入場されました。

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気を引き締めて、丁寧に進めていきたいと思います。

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まずは、絵本の簡単なご紹介とご挨拶

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そして15分ほど、動画を見ていただいています。
このあたりから、子どもたちの興味関心度が一気に高まってきます。
海、釣り、魚、すしの世界へ。

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そして、参加者の方々には内緒にしていた
釣り立てヤリイカのサプライズ。
DAIWAのクーラーボックス「 LIGHT TRUNK Ⅳ VSS 3000RJ GOLD」
ここでも大活躍の凄い保冷力です。

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イカが釣れなかったら、イカを購入するしかないわけですが
ぜひ、鮮度の良いイカでしか見ることの出来ない体験をしていただきたくて釣りに行ってきました。

釣り上げてから、一匹一匹締めたイカは、死後二日間ほど
皮の表面でオモクロームという無数の小さな斑点のような色素胞が動いています。
色素胞は筋肉細胞に付着しているため、
死んだ後でも筋の収縮・弛緩に伴ってその表面積が拡大・縮小してしばらく動いていますし、
活きているイカが緊張したり興奮したりすると、この色素が瞬時に変化します。
赤色、褐色、黄色の色素を含んでいるので、
じっくり観察するとそれらの色や変化を確認することができます。
ちなみに弱ってくると白っぽくなってしまうのは
筋が弛緩してしまい、徐々に動かす力を失ってしまうからです。
イカの種類、イカの個体差、締めたタイミング、保管温度などによっても
様々ですが、以下は活きている間だけでなく、死後も色が変化していきます。

みたいな難しい話はせずに、
早速見ていただきましょう!

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じゃじゃん!

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状態バッチリです!

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イカの色がどのように変わるのか?
触りまくる子どもたち^^!

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死んでいるにも関わらず、色素細胞を変化させて
期待に応えてくれるヤリイカ
ありがとう! 今日は学びの日なんだ。

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冷凍を解凍したイカや、水揚げからしばらく時間が経過してしまったイカでは
見ることができない、この非日常な現象に

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子どもたちだけでなく、大人も触ってみたくなる方が続出。

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本物を見て、触らなければ真実がわからないことだらけ。
それはイカだけに限ったことではありません。

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『食べもので遊んではいけません。』
そう言われて育ってきた自分も、今では

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『食べもので遊びましょう!』なんてよく言っています。

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よく観察し、触り、遊ぶ中で感じることが大切だと考えるからです。
もちろん、遊ぶだけでなくそれを調理してしっかりと食べることまで。

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ここからは、写真絵本
「おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで」の
イカの章を参考にしながら、ヤリイカを解体していきます。

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内臓を引き抜いたり、

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ぐいーん!とイカの皮むきをしたり

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みんな、やりたいと手を挙げてくれます。

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イカの胃袋の中身に興味津々。

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消化されてしまっていましたが、銀のラメラメがたっぷりと入っていて
イワシやアジなどの光り物を食べたのでしょうか。

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僕から終了の声がけをしない限り、
多くの子どもたちはイカを触り続けています。^^

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どうしてそんなに触るのか?
それについてもお話させていただきました。

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そして、イカならではのイベント。
墨の入った袋を取り出して、袋の中から墨を出してみます。

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ヤリイカは比較的、墨の量が少なめではありますが

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十分に楽しむことができます。

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ハガキサイズの紙とつまようじで
イカ墨を使ってお絵描きタイムです。

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時間終了の合図をするまで、
みんな凄い熱中していましたね!

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休憩無しで、あっという間の75分。
小学校の授業単位が今は45分だそうなので、
すごい集中力で、遊び、学ぶことができたのでしたら幸いです。
子どもたちの未来に、何かお役に立ちますように願っています。
ご参加ありがとうございました。

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【湘南T-SITE 蔦屋書店】
住所:神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20番-1
電話:0466-31-1510(代表)
ホームページ:https://store.tsite.jp/shonan/

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以下は、過去の【湘南T-SITE と 岡田大介】 について

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〈湘南料理塾にて〉
https://www.sumeshiya.com/sushi/2015/05/post-9.html

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〈釜浅商店出版記念トークイベント@湘南T-SITEにて〉
http://www.sumeshiya.com/blog/2015/05/t-site.html

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〈2015年 家族にて〉
https://www.sumeshiya.com/blog/2015/01/-t-site.html

こだわり

自分達が使う食材や道具などは、可能な限り現地に足を運び、
五感で確かめる。自分達で作れるものは作る、獲れるものは獲りに行く。
『本質』の定義は『原点』だと考えております。