すみれながはなだい・スミレナガハナダイ・菫長花鯛・Pseudanthias pleurotaenia
[海の生き物]
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ナガハナダイ属
スミレナガハナダイ
中・西太平洋及び琉球列島に分布しています。
岩礁域の水深20〜70mのやや深い崖に生息しています。
ベラの仲間と同じく、ハナダイの仲間もメスからオスへ性転換します。
『雌性先熟型雌雄同体魚』で、
雌の中から一番大きな個体が雄に性転換し、雄を中心に小さな群れ(ハーレム)を作ります。
雌から雄への色と模様の変化はかなり大胆です。
雄は濃いピンク色で体側に特徴的な紫色の四角形の斑紋（湿布 -しっぷ-みたいな形）があります。
雌はオレンジ色で眼から体側腹面及ぶ２本の縦帯があります。
オスが色鮮やかになる主な理由はメスに対するアピールですが、
繁殖期になると婚姻色と呼ばれる色にさらに変化します。
顔に赤や紫の鮮やかな模様が現れるのですが、湿布模様はそのままです。
