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オオサルパ・Salpidae

[海の生き物]

オオサルパは、ホヤの仲間で
マボヤのように岩にくっつく生活をやめて、一生海の中を漂って生きています。
いくつも連なることもあり、長さ数十メートルになることもあります。
クラゲのように海を浮遊する尾索動物(びさくどうぶつ)の一種で、
ゼラチン状の体と入水孔と出水孔を持ち、海を浮遊し、
寒天質の体に水を通すことで移動します。
サルパは、吸引した水を体内の捕食フィルターで濾過し、
植物プランクトンを摂取する濾過摂食スタイルの生きものです。
オオサルパは、時々大量発生します。
2004年に日本海の広範囲にわたって大量に出現しました。