もちゆ・モチユ・Citrus inflata
[青果]
5月ごろに香りのする花が咲きます。
皮が緑の時期は、しっかりとした酸味と樹木のような野性的な苦味を感じます。
皮が黄色になると、少し苦味はあるものの、まろやかな酸味とやや甘さを感じる「酢みかん」の一種です。
高知では「ブシュカン」と呼ばれています。
仏様の手のような形をした仏手柑(ブッシュカン)とは全く別です。
高知県では、8月ごろ、まだ果実が青いうちに収穫され、
「酢みかん」のトップバッターとして出回ります。
さわやかな香りとまろやかな酸味が特徴です。
ジュースやお酒などにも加工されています。
12月ごろには濃いだいだい色に熟します。