千歳が千歳に触れる時
新宿区荒木町 wine.french の【onzi】さんに
『千歳ちゃん』という牛さんをいただきにいきました。
うちの次男坊である『千歳-ちとせ-』のために
子供服サイズのTシャツを作ってくださったのは、
『千歳ちゃん』の生産者さんである石坂豊さん。
ちなみにお店の名前である onzi -オンジ- は
岩手 旧沢内村の方言で、次男坊。
こちらが本日のメニュー。
千歳ちゃんが様々なお料理に大変身。
岩手県がご出身のシェフ石川明義さん、奥様の尚味さん。
まずは岩手県紫波町のぶどうジュースで乾杯です。
【冷菜その1】 ブレザオーラとニンジンのラペ トマトのジュレ添え
〈シンタマカブリ・・肩ロース〉
遂に千歳が牛の千歳に触れました。
この感覚は、これまでの人生で初めての感覚。
牧場主でもないのに、
牛はファミリー、牛は自分の体の一部、牛は子供達の体の一部。
そう感じれる幸せ。
食材魂の連鎖がここに極まります。
【冷菜その2】ローストビーフと佐々恵農園やさいのマリネ(ミニズッキーニ、ミニパプリカ、ミニトマト(ナッツ)、水前寺菜
〈シンタマカブリ〉
【冷菜その3】ブッフ ア・ラ・モード 〜牛肉とやさいのコンソメゼリー寄せ〜(岩手産 ズッキーニ、ニンジン、インゲン、マッシュルーム)
〈肩ロース〉
【温菜】ハバキとネックのグリル ハーブサラダとジャガイモのピュレ
(ミニクレソン、チャーヴィル、青トマト、レモンバジル(ソース))
〈ハバキ・ネック〉
【主菜】肩ロースの低温ローストとパドロン(遠野アサヒ農園西洋ししとう)
高橋葡萄園(花巻)ぶどうの葉の香り 山ぶどうソース
〈肩ロース〉
エミートをグリルした時にのみ香る、エミート香。
木の実を美味しく煎ったような香ばしさが、
焼き始めるとすぐに鼻から感じることが出来るのも
エミートの牛さんの特徴です。
幸せホルモンが分泌されます。
【仕上げ料理】すね肉の煮込み 淡路島産たまねぎたっぷりのバターライス
〈友スネ〉
お食事後、生産者である豊さんから
Tシャツのプレゼントが!
みんなで Emeat Tシャツを着て、
そして、
この日のために酢飯屋から連れ出した
これまた豊さん自作の千歳の看板も一緒に記念撮影です。
一頭の牛さんが、あんな場所やこんな場所で
多くの方々の体の中に入っていき、
その方の体を構成する。
これからも牛さんとともに人生を歩んでいきたいと思います。
石坂牧場の皆産、onziの石川ご夫妻、
記憶に残るお食事時間、本当にありがとうございました。