頭寒足熱(ずかんそくねつ)
[岡田イズム]
小さい頃から母親に言われて
心がけて生きてきたこの言葉には
二つの意味があるのだと先日気がつきました。
一つは健康系。
健康のためにも、足は温めて、頭は熱くしないように。と
裸足でローファーのおしゃれ人にはずっと縁がなく生きてきました。
(ちなみに何回かやってみましたが、自分には合わない。)
頭が熱くならないように、冷たくなり過ぎないように
自分のチャームポイントでもある
大きく広がった耳をうまく利用して
耳あてしたり、帽子を脱いだり
涼しい風をわざと当てたり、体温調整をして
これまで健康に生きてきました。
これは、今もしています。
そしてもう一つの意味は、
生き方系。
頭は冷静沈着に、フットワークはホッカホカに という解釈。
どんな場面でも頭がカッカしていては、それは本来の自分とは別の自分。
良い判断、言動ができることは少ないでしょう。
フットワークの軽い方は
楽しく生きている方が多く見受けられます。
行動派なのに、人生つまらないなーという方はそうそういないはずです。
頭は冷静に、だけれど足は動きまくっている。
これもまた一つの解釈として
母からの遺言『頭寒足熱』を忘れずに生きていきたいと思います。
頭寒足熱のススメ。