あんこう・アンコウ・鮟鱇・angler・Lophiomus setigerus
ここからは
2007年 冬
茨城県の大洗にアンコウの吊るし切りを教わりに行った時の写真です。
青森県
【風間浦鮟鱇】は漁場が近いのと
刺し網や空縄釣り(からなわづり)という伝統漁法で獲るため
ほとんどが生きたまま水揚げされます。
一般的に深海魚とされるアンコウが
季節によっては浅い海域で過ごしていることがわかり
これまでの常識が覆ってます。
風間浦鮟鱇は、2kg未満は水揚げせず再放流。
資源を守る取り組みにも力を入れています。
そして、あんこうを活〆に。
吊るし切りもされるが、
雪の上でさばく、雪中切り(せっちゅうぎり)もされる。
粉雪でアンコウのヌメリを落としながらさばき、
雪の上での下処理なので、鮮度も保たれる。
茹でた身などを
肝と味噌、生姜、山椒などで和えた
アンコウのとも和えはお祝いごとなどの時にいただく郷土料理。
鮮度がいいので、
アンコウの刺身や握り寿司
アンキモと柚子胡椒で和えた一品や
皮の軍艦巻き、茹でたアンキモをポン酢などの酸味ではなく
甘めの醤油で食べる料理も。
アンコウの肝臓(あん肝)
マダラの昆布締めとあん肝