胡麻サバ
福岡県で食べるべき郷土料理の一つ。
『胡麻サバ』
サバの種類で『マサバ』と『ゴマサバ』というのがありますが、
その『ゴマサバ』ではなくて、
鮮度の良い、生食可能な状態の『マサバやゴマサバ』を
たっぷりのすりごまと醤油、みりんなどで
甘辛く絡めた一品。
良いサバが手に入ったのなら自作もオススメです。
身に透明度の残る鮮度がポイントです。
アニサキス(寄生虫)が内臓から身に転移する前に内臓を除去。
皮目のこの輝きもポイントです。
サバを手で持っても、身割れしないほどの鮮度が必要です。
とはいえ、三枚おろしと骨抜きは丁寧に。
様々なレシピがあると思いますが、
簡単に準備できるのがこちら。
【材料】
マサバ or ゴマサバ(生食用)250g
青ネギ 15g
煎りすりごま 20g
おろし生姜 10g
醤油 50ml
酒 15ml
みりん 30ml
酒、みりんを煮切ってから冷まし、醤油とおろし生姜、すりごまをボールで混ぜる。(九州の甘い醤油がお好みの方はそちらで)
サバを5mm幅ほどで切って調味料ボールに入れて和える。
赤と銀って組み合わせ綺麗過ぎますよ!
サッと混ぜたら、器に盛って、
青ネギは小口切りにして最後にふりかけて完成です。
福岡県出身の村上祐仁さんの器。
白と黒、どちらの器が胡麻サバを引き立ててくれるかな?
白だろー、と思ってたけど、意外と黒かも。
なんて考えながら盛り付けも楽しい。
2017年8月21日より
水道ギャラリーにて個展もございます。
是非お楽しみにしていてください。