黒ムツの煮付け
[うつわレシピ・recipe料理海の生き物陶芸家青果食遊び]
僕もやりたいー。
次男4歳がグズル。
いや、グズっているのではなく、
本当にやりたいのだ。
危ないからやらせない
火傷するかもしれない
手を切るかもしれない。
成長と危険は常に隣り合わせ。
やりたいんでしょ?
じゃー、一緒にやろうよ。
歯がギザギザで強そうなお魚だねー。
まずは10分酒蒸し。
そこにお醤油を入れるの手伝って。
はい。
やっぱりこぼしたー。 分量はかってあったのに。。
(でも怒らない、全く怒らない。手伝ってくれているのだから。)
【煮魚(黒ムツ)】
魚(ウロコ、内蔵抜き) 600g
濃口醤油 90ml
みりん 90ml
日本酒 90mi
生姜(皮つき) 30g
鍋にみりんと日本酒と輪切りにした生姜を入れて
下処理した黒ムツを教義並べて中火にかけて蓋をして10分ほど酒蒸しに。
(一度酒蒸しにするので中まで火が入るので飾り包丁は無しでOK)
醤油をまわしかけ、蓋をしてさらに10分、
蓋がしっかりしまっていれば、煮汁が対流して上昇するので
魚が泡煮汁に包まれる。そうならない場合は、途中おたまで煮汁を魚にかける。
最後までずっと中火で仕上げる。
器:村上祐仁
白い器に助けられる瞬間。
モロッコいんげんに見えるもの、
実は群馬県でひっそりと伝承されている
幅広インゲン。
あなたは、煮魚をどこの部分から食べますか?
おっと、うっかり盛り忘れ。
針生姜がなきゃ始まらない。
煮る時にも生姜が大活躍して生臭みを消し、
食する時には、ちょうどよい辛味と香りがアクセントになります。
高知県いの町の刈谷農園さんの有機生姜。
ご馳走さまでした。