うすいえんどう・ウスイエンドウ・ 碓井豌豆
完熟南高梅でお世話になっております、
和歌山県の田中さんが育てているうすいえんどう。
マメ科エンドウ属ウスイエンドウ。
通称うすい豆。
サヤは食べず、パンパンに詰まった大きな実を食べます。
関西では古くから食べられている春食材。
一番の定番は『豆ご飯』。
肥料は地域の有機物を活かされています。
(梅の剪定枝や間伐材、米ぬか入れて土ごと発酵。)
有機物を活かせれば肥料は少なくていい。
微生物に土や肥料を作ってもらう簡単で
無駄のない方法が微生物多様性農業(低農薬栽培)です。
子供のお手伝いにはモッテコイのお豆の取り出し工程。
うすいえんどうの剥き方
ボールで軽めに塩もみ洗いをして少しだけ皮を傷つけておくと
シワになりづらいです。
沸騰したお湯で1,2分
落し蓋をして空気に触れてシワの原因にならないように
お好みの硬さに湯でたらザルに上げたり、冷水にとらず、
茹でたお鍋に入れたまま、蓋をしたままで
ゆっくり冷ますとシワになりにくいです。
その茹で汁で
うるち米:もち米= 1 : 1
で炊飯して、炊き上がりにお豆を混ぜ込むと
緑色が綺麗に残ります。
ごはんが温かいうちにお塩を振って、
お好みの塩加減で食べてみてください。
余裕があればご飯に混ぜる前に薄皮を剥き、
もっと鮮やかな翡翠色(ひすいいろ)のお豆を剥き出して
翡翠豆(ひすいまめ)にするとさらに綺麗です。
ステーキパエリアにたっぷりと。
すぐに使わない場合は剥いたら、生のまま保存袋で冷凍してください。
うすいえんどう豆を皮ごと焼いてもホクホクで美味しいです。
カレーにもたっぷりのうすい豆を贅沢に。
うすい豆寿司は、酢飯屋の春の定番寿司になっています。