こどもの握り寿司
おうちでお寿司を作りましょう。
手巻き寿司?
チラシ寿司?
今日は思い切って握り寿司。
なんだかお寿司が食べたくて、
魚屋さんに行ったら脂ののっていない大きなブリが1本3,000円。
『三枚おろしにしますか?、サク取りまでします?』
今日は一本おろしている時間もないので
サク取りまでお願いすることに。
あとは一口大に切りつけて、酢飯を用意するだけ。
お寿司が好きな子供は多いです。
お寿司握ってみたい?
やってみたい!
そんな子供も結構多いです。
親がその機会を作るか作らないか。
でも、親が握れなければ子供に教えられません。
ご興味のある方は
『寿司の握り方教室』にどうぞ。
大人も子供もコツを知ること。
なぜ寿司をそこで回転させるか、意味を理解すること。
綺麗な形を追求するのは寿司職人の仕事だけれど
おうち寿司はお気軽に。
右手でネタを左手にのせるなら、最初から左手で取った方が早いよ。
少しでもスピード速くすることは、
生魚を扱う上での基本です。
いつまでも人の体温で魚に触れていては生温かい、臭みのある寿司になってしまいます。
左手のそこに寿司ネタをセット。
最初のうちは、一口大に丸めた酢飯をコロコロと準備しておくと
子供達は握りに集中できます。
寿司ネタに酢飯をのせる。
そこで1ポイントあったね。ふっくら仕上げる秘密技。
寿司を返して
整形。
そう、親指の位置が大切だったね。
反対側を整形するために回すんだったね。
もう、握り寿司になってきてるぞー。
横を締めるのも大きなポイントだね。
それで完成で十分です。
納得がいかないなら、また整える。
何個も繰り返して作っていればわかってくることがあります。
徐々に握りに集中している様子です。
握りながら他のことを考えたり、会話をしたりするのは
もう少し先のこと。
今は集中しよう。
どんどん握ってみよう。
手順を覚えてしまうんだ。
頭で考えなくても手が勝手に動いてしまうのがプロだ。
でもここはおうち寿司。楽しさを第一に。
いい形じゃないか!!
というか、パパにも学びがあったぞ^^;!
そうか、そこでもうお皿に盛り付けてしまえば速いのか!!!!!
職人ではない子供が握ったお寿司を食べたい方は
おそらく、身内家族だけでしょう。
まずはそれでいいんです。
しかしそのうち、あなたも食べたくなってきますよ。
人の子供が握ったお寿司が。
気持ちを込めて、丁寧に作れるようになった子供の握り寿司は
どこでも食べられるものではありません。
あの小さい手で、無心で握った握り寿司。
無心。
一生懸命。
繰り返すことでつく自信。
練習に見えて実は食遊び。
食べ物で遊ばせていただいているのに、
しっかりと誰かを喜ばせることができる。
それが食遊びの良いところ。
自分も嬉しいです。
家でおすしを子供と一緒に握る喜び。
自分が将来やりたかったことの一つの夢が叶っている瞬間。
子供との遊びの中で張り切るパパの姿というのは、
カワイイものです。
教育と遊びの間。
親父と息子の大切な時間。
寿司が握れるようになったら、
自分が好きなところ、どこにでも胸を張って行けるぞ。
寿司職人になってほしい気持ちというか
寿司も握れる男になってほしい。
寿司を使って、地球をめいいっぱい楽しめる人生を。
一生息子の応援団 父より。