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しおからとんぼ ・シオカラトンボ・塩辛蜻蛉・Orthetrum albistylum speciosum

[昆虫生き物]

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体長50-55mm、後翅の長さは43mm前後の中型のトンボです。
雌雄で大きさはあまり変わりませんが、
老熟したものでは雄と雌とで体色が著しく異なっています。
雄は老熟するにつれて体全体が黒色となり、
胸部から腹部前方が灰白色の粉で覆われるようになって
ツートンカラーの色彩となります。
この粉を塩に見立てたのが名前の由来だそうです。
食べ物の塩辛との関係は一切ないです。
雌や未成熟の雄では黄色に小さな黒い斑紋が散在するので、
ムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)とも呼ばれます。
稀に雌でも粉に覆われて"シオカラ型"になるものもありますが、
複眼は緑色で、複眼の青い雄と区別できます。

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