小川原湖(おがわらこ)
青森県東部
下北半島の太平洋側基部に位置する汽水湖が
『小川原湖(おがわらこ)』です。
広さは全国で11番目。
高瀬川によって太平洋とつながっています。
地元では宝湖(たからぬま)といわれるほど漁獲量が豊富で、
シラウオ、ワカサギは全国第一位、シジミ貝は第三位の漁獲高です。
そのほか天然ウナギやコイ、フナ、ボラ、サヨリ、沼エビ等が獲れます。
野鳥の宝庫でもあり、
三沢側湖岸の仏沼では幻の鳥「オオセッカ」も生息しています。
冬は渡り鳥の飛来地としても有名で、
小川原湖に飛来する白鳥は県の天然記念物に指定されています。
2001年には岩、カラス貝に付着した着生糸状(ちゃくせいしじょう)体のマリモが発見されました。マリモは丸いものだという認識ですが小川原湖のマリモは丸くなく、糸状であることが特徴です。