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おしどり・オシドリ・鴛鴦・Aix galericulata

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オシドリのオス

カモ目カモ科オシドリ属オシドリ

冬になると南下して越冬する漂鳥(ひょうちょう)です。
シベリア東部、日本、韓国などの森の中や池にくらして、
水生植物や稲、その他の穀類などを食べています。
春から夏にかけては、雌雄ともに灰褐色の目立たない羽をもちますが、
繁殖期の秋から冬にかけて、オスはオレンジ色の冠羽とイチョウの葉のような羽があらわれ、
色鮮やかな姿に変わります。

簡単なオス・メスの見分け方は
赤いクチバシがオス、灰色のクチバシがメスです。

冬のはじめに集まってペアを作り、木の洞などに巣をつくります。
繁殖期間中はいつもペアでくらすため
仲の良い夫婦は『おしどり夫婦』と呼ばれます。
が、が、が!!!
実際にペアを作るのは繁殖期間中のみで、
次の繁殖期には別の個体とペアを作ります。
オシドリは毎年ペアが変わるんです!!!
これは遺伝子の多様性を確保するためと考えられています。

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繁殖期、
お尻側にある立ち上がったイチョウ羽で
メスに気に入ってもらえるようにアピールします。
わかりやすいオスたち。
潔し。

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オシドリのメス