酢飯屋 岡田大介がフランスの寿司漫画になりました。
『L'Art du Sushi』
寿司という芸術、といった感じのタイトルです。
2016年に酢飯屋(旧店舗)に取材にお越しくださった、
フランキーさん率いるフランス人チーム。
見るもの全てに興味をもって、細部にわたって質問をされ
お寿司を味わって、驚いて、楽しまれている姿は
今でもしっかり記憶に残っています。
あれから3年、
遂に、フランス寿司漫画が完成いたしました。
フランス人漫画家
Franckie Alarcon(フランキー アラルコン)さん著者の
『L'ART DU SUSHI』が
2019年5月にフランスで発売されました。
寿司にまつわることを深く掘り下げてあり
日本人がみても、とても内容の濃い寿司漫画となっております。
鮨 水谷さんや、寿司にまつわる、調味料、道具類の生産現場、
フランキーさんにご紹介した陶芸家 竹下鹿丸さんも一緒に
描いていただいた、この漫画にご一緒させていただけましたこと
とても光栄に思います。
以下概要になります。
漫画家フランキーは、外食といえばパリの日本食レストラン。
自宅で米を炊いて寿司を作るほどの寿司好きで、十八番は巻き寿司。
ある日、得意の巻き寿司をSNSにアップしたところ、
日本人の友人から思わぬコメントが。
「これは巻き寿司とは言えないわ」。
その一言をきっかけに、
フランキーは本場の寿司の世界を知るべく日本に旅立った。
伝統的な『鮨 水谷』の水谷氏には築地を案内してもらい、
革新的な『酢飯屋』の岡田氏のもとでは
仕込みの様子を見学させてもらいながら、
双方に話を伺い、寿司の奥深さを目の当たりにするフランキー。
高級鮨から回転寿司、家庭の寿司まで、毎日寿司を食べ続けながら、
さらに漁師、米農家、醤油の蔵元、酒蔵、陶芸家、包丁職人のもとを訪ね、
寿司という芸術を取り巻く世界を
フランキー自らが案内人となり紹介していく。
パリに戻ってからは、
フレンチの巨匠ヤニック・アレノー氏がオープンした寿司バーを訪ね、
フランスで独自に発展しているSUSHIを追う。
果たしてSUSHIは日本の鮨を超えるのか?
自らの体験をルポタージュ的に描いた、
新しいタイプのバンド・デシネ(漫画)。
フランキーさんの寿司を巡る冒険、
ぜひ、ご覧ください。
発売日:2019年4月3日(Decourt社刊)
フランス各地の書店
amazon Franceなどネットショップで販売しています。
18.95€
まだ日本では発売されていないのですが
酢飯屋でのみ、特別に販売させていただいております。
フランスでの初版は即売り切れて、重版に。
スペイン語、イタリア語での出版も確定しております。
本の質感もよく、
絵のタッチからもフランキーさんの
SUSHIに対する本気とユーモアを感じることができます。
サバの仕込み風景
キンメダイやアジの切り方や部位別での食べ比べシーン
様々なお酢のお話
岡山県のままかりずしや
奈良県の柿の葉ずし、
島根県大田市の角寿司など
郷土寿司のご紹介もさせていただいております。
様々な陶芸家さんの酒器のご紹介と
高知県のお酒遊び『べく杯』のご紹介です。
別ページにて、栃木県益子の陶芸家 竹下鹿丸さんの窯も登場します。
酢飯屋の定番、季節の人気寿司も漫画になって登場します。
サバから出てきたアニサキスと酢飯屋流の処理についてのお話もしっかりと。
フランスの書店にて
フランキーさんの以前の作品
チョコレートのフランス漫画
フランス人のお友達がいらっしゃる方は是非プレゼントに^^。
フランスがお好きな方、純粋にフランスの寿司漫画にご興味がある方、
是非、この機会に本を手にとってみてください。
フランスの各書店、日本では酢飯屋でのみお取り扱いしております。
ご注文はこちらからどうぞ。
http://www.sumeshiya.com/ichiba/item/lart-du-sushi.html
岡田大介がフランスの寿司漫画になった『L'Art du Sushi』の
英語版『THE ART OF SUSHI』が出版されました。
https://www.sumeshiya.com/blog/2021/07/lart-du-sushi-the-art-of-sushi.html