くろめばる・クロメバル・黒目張・Sebastes ventricosus
長崎県壱岐市
この日は、クロメバルがよく釣れました。
合わせが上手になってきた長男が
10cmから20cmほどの様々なサイズを釣り上げる。
帰りの船の時間もあるので、
今日釣った魚は全てリリースして、
お互い成長してからの再会を誓う。
これは福岡某所の堤防にて
山口県某所での夜
クロメバル漁師さんがドヤっ!と見せてくださった鮮度抜群のクロメバル。
体高があって、どれもとても美味しそうです。
クロメバルの目
漁師さんは、クロメバルのどこが美しいかを教えてくださいました。
『この背中の青わかるか?』と漁師さん
海から揚げてから30分以内限定で、
この青がとっても綺麗だそうで、
僕はこの色に見惚れてしまいました。
クロメバルは、最初はアオメバルなんや。
漁師小屋の薄暗い場所でその美しさをじっくりと見せてくださった漁師さん。
そして、型の良いところを見繕って、9本ものクロメバルをくださいました。
翌朝、早く起きて漁師小屋の外の水場をお借りして
クロメバルをさばきました。
クロメバルに触れるたびに、漁師さんからの食材魂を強く感じます。
いただいたクロメバルという食材に対して、自分も魂を込めて下処理をしようと
自然にそのような気持ちになります。
僕の仕事をずっと眺めて、
時折り、『にゃ〜』と鳴く子猫との朝時間。
クロメバルをさばきながら、その美味しい部分を
特別にプレゼントすると、
喜んで食べていました。
湯引きしたクロメバルを
塩蔵スジアオノリやアサツキ、ゴマと合えて朝食の一品に。
美味しい美味しい極上クロメバルのプレゼント、本当にありがとうございました。
クロメバルのクリーム煮
シバエビやシシトウ、ネギの旨味も合わさって
濃厚なのにさっぱりとした仕上がりです。
クロメバルの身は鶏肉ほどの旨味があって
味わいも濃く上品です。
クロメバルの皮もまた、一品作れてしまうほどの旨味があります。