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ブルーギル・Bluegill・Lepomis macrochirus

[岡田イズム淡水魚釣り・Fishing]

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スズキ目サンフィッシュ科ブルーギル属ブルーギル

子供達と釣りをするときは、まず、釣れることが大切。

釣れない釣りは、大人はある程度楽しめますが、
子供にとってはただ暇なだけ。。

その点、超肉食系のブルーギルさんは
餌があればすぐに喰いついてくるので、
子供たちを飽きさせません。

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そこそこ釣果を出すと、
男の子遊びが始まります。

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しなる枝をどこからか探してきて、
エラに通してライターで焼きたいというのです。

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残酷と学びの間という、
親からすると複雑な気持ちになる部分ではございますが
良くも悪くも、
実際にやってみることでしか本当の学びはないので、
僕は、やらせることにしています。

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『焼き魚の匂いがしてきたー!でもなんか臭い。』
そんな感覚こそが学びです。

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どうやったら、ライターの火が消えないように保てるのか?
そもそも、ライターの火で魚を焼くのは大変過ぎるんだとか。
体感してください。

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次は魚をシメて、さばきたい。と息子たち。
自分で釣った魚。
リリースするも、さばくも焼くも、
その命の行き場を自分で判断するがいいです。
魚をおろす良き練習の場だとも思います。

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次男も続きます。
お兄ちゃんと同じことがやりたいのです。

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次男 小学1年生

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今回は簡易的な水槽とプクプクマシーンを持ってきたので、
ゆっくり観察もできましたが、
その多くは、子供達の餌食(えじき)となってしまいました。

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長男 小学3年生

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長男 小学2年生

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ブルーギルの3枚おろし

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長男小5

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大濠公園で釣りをしていると幅広いの年齢層の方から話かけられます。
親子連れや、カップル、色々な国の方。
なんか釣りたそうにしている方には、すぐに竿を貸してあげて
ちょっとの時間を一緒に楽しく過ごしています。
(自分たちがしっかり釣れている時だけに限りますが^^;)

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どうしてそうするかというと、いくつか意味がありまして
一つは、初めて会った知らない人と、楽しいことをすぐにシェア出来る体制習慣作り
一つは、幅広い年齢層と多言語、他人種からの会話に対しての本能バリア解除法自然習得のため
一つは、教えてもらう側ではなく、教える側に立つことでの自身への自信強化と経験値上昇確認
そしてもう一つは、身内だけを楽しませるのではなく、他人まで楽しませようとする親父の心の幅と姿勢を見せること

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人に優しい心を育むための、僕なりの戦略なんです^^;。

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未来に向けて、コミュ力を高めておくことは、悪いことではないですから。

子供たちは、自分がどんどん釣りたいのに、
なんで他の子供に竿貸さなきゃ行けないのか?
と思って普通だと思うのですが、
自分が教えた子が無事に釣れると、
その意味は言葉にしなくともなんとなくわかるようです。
表情に出ています。

また次の知らない子がきて、釣りたそうだったら
『今日は釣れますよ! ちょっと釣ってみますか?』が言える人になりますように。

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っていうか君、長男と服のコーディネートまるかぶりじゃないか^^!

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そして、気がつくと釣った魚を解体し始めるお友達

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活きている魚を〆るには?
この魚の場合、脳はどこにあるのか? を探り続ける次男。

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通りすがりの小さな女の子がキャーキャー悲鳴をあげて驚いたり、
通りすがりの女子大生グループが覗き込んで、『え、まじ!?すご!』としばらく見入っていたり

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命を自分が殺めているのはちゃんと理解しながら、
そしてそこには、もう優しさよりは残酷さが優位になっている、小学生男子あるある。

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しかし、本当に悪の頭で残忍なことをしているという意識は全くなくて、
興味と本能がそうさせる。

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それは、自分も子供の頃に
数え切れないくらいの虫やザリガニや魚をそうしてきたから
あとでちゃんと気づくところ。

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またしばらくして見に行ってみると、
切れないサバイバルナイフで、まずまず綺麗な仕事を施してある。

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ヒレを切り取ってある真意は、まさか、食べる人のことを考えてのことか??

石の上で刃物をゴリゴリすれば刃はすぐになくなりボロボロになってしまうので、
ワザと切れないナイフを用意するのもポイントです。
切れるナイフの凄さを後から体感すれば、その凄さと価値が身に染みてわかるからです。

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砂をまぶして、揚げ物にする準備だと言う。
下準備と調理工程を遊びの中で学んでいく。
生き物で遊ぶというと、いささか大推薦はできませんが
女の子が、生きている草花を摘んで、頭飾りを作っているのと同じ感覚。

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どんどん釣れるブルーギル。
外来魚駆除だと言って、TVで見た正義感をかざすのも変な感覚で、
正直、この罪のない魚たちの気持ちを考えてしまう。

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とても綺麗だ。

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運良く、逃げ切るモノもいる。

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恐怖に怯えた表情にも見える顔をするモノもいる。

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そんなことを考えているのは、大人の自分だけで
子供たちは竿を置き、
今度は、指に糸を結びつけ、池に針を落とす。
魚の引きを直に感じる手釣りならぬ、『指釣り』のはじまり。

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すぐに、なにやらハゼのようなものを釣っている。
(小3)

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(小5)

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ブルーギル、ありがとう。