尾州早すし(びしゅうはやすし)
[すし・sushi]
皆様はご存知でしょうか?
【尾州早すし(びしゅうはやすし)】なる郷土寿司を。
愛知県半田市の郷土寿司。
半田市(はんだし)といえば、
世界で初めて赤酢を造り出した『ミツカン』さんのある地域です。
赤酢と寿司の関係については、
書き出すと長くなりますので、
後日ブログにてレポートさせていただきますが、
簡潔に言いますと、
『江戸時代のお寿司』を再現したものが『尾州早すし』です。
今回この尾州早すしの作り方を丁寧に教えてくださったのが、
地元半田市にお店を構える、『寿司懐石 真砂本店』の竹内光一さんです。
このお寿司の無駄のない提供方法を考えると、やはり、シャリのみ準備するやり方。
まな板の手前に大きな大きなシャリ玉とわさびがついて準備されていきます。
その上に寿司ネタを置いていき、最後に握る準備をしていきます。
イカの印籠寿司も。
この器、結構大きな器なんですが、尾州早すしが盛り付けられると
あっという間にその空間が埋まっていきます。
酢飯とネタを今一度握り直して盛り付けていきます。
こちらが完成品です!!!
見てくださいこのサイズ感。
写真で伝わりますかね??
反対側から見るとこんな感じ。
早速食べていきたいと思います!
まずは、コハダから。
んぐっ。。。
デカッ!
もちろん、一口では食べきれるわけがなく、
手がご飯粒だらけに!!!
しかし、この一粒一粒の酢飯を
丁寧に口でついばんでいくのもまた美味しくて。
女性がすれば、色気があって。
お次は、煮アナゴ。
エビは、通常サイズも特別に握ってくださり、
サイズ比較をすることができました。
いやー、刺激的に勉強になりました。
メンバーがメンバーだっただけに、
お酒もだいぶ飲んでしまいましたが、
記憶とメモが残っていましたので、どうにかレポートは書くことができました。
大将の竹内さん、この度はありがとうございました!!!!!
ということで、
今後、酢飯屋の定番メニューにも組み込んでいきたいこのお寿司、
通常、酢飯屋で握っているお寿司の
約8倍ほどの酢飯(80g / 寿司1カン)を使って作ります。
3つも食べたらお腹いっぱいです。
さらにイメージしていただきやすいように
お客様にご協力いただき、プロモーションビデオ(1分ほど)を作成しましたので、
是非ご覧になってみてください。
手についたご飯粒を色っぽく、口でついばむのが
このお寿司の美味しい食べ方でもあります。^^
今回撮影してくださった、
カメラマンの大澤崇さんも満面の笑みで尾州早すしに喰らい付いていました!^^
酢飯屋でも
カツオの漬けや、コハダの甘酢漬け、煮アナゴで
尾州早すしを再現してみました。
夏のある日、『尾州早すし うにバージョン』を作ってみました。
すごいインパクトです。
煮アナゴの尾州早すし
お寿司の最後に煮アナゴで締めることが多いのですが、
その際、お腹にまだ余裕がありそうな若い方には、
通常サイズのアナゴ握りではなく
尾州早すしサイズのアナゴ握りを
おじさんからプレゼントさせていただく場合がございます。
ご注意くださいませ。