超大型ヒラメ釣り
2020年2月 千葉県飯岡港
今回は超大型ヒラメ釣りです。
道中も危険なほどの濃霧でしたが
到着した深夜の港の霧もすごかったです。
朝方、すこし霧が晴れてきました。
今回お世話になるのは、大型ヒラメで有名な『第一進丸』さん。
今回は乗り合いです。
釣りをしない方のために。
乗り合いというのは、
知らない方々と一緒に船に乗って釣りをすること。
貸し切ることをチャーターと言いますが、
船釣りの世界では『仕立(したて)』と言います。
貸切船=仕立船という感じです。
第一進丸さんのオリジナル仕掛け。
乗り合い船の時には、自分を全面に出さず、なるべく郷に従う形で、
船長さんを信じて釣りに挑むようにしています。
この日の錘(おもり)は80g。
この2本の針を生きているマイワシの鼻と肛門にかけて
錘とともに海底まで沈ませて釣る方法です。
(針をかける位置は人それぞれ好みがあります。)
元気ないわしが海底で暴れるほど、捕食魚たちは喰らい付いてきます。
なので、イワシが泳ぎづらくないように、
体にダメージが少ないように針をかけて、
海に落とす際にも、投げ入れず、錘とともにそっと、ゆっくりと沈めてあげることで
イワシへのダメージを軽減できます。
やさしく、やさしく。
ここで、どうしてもマイワシ側の立場にも身を置いてしまう自分は、
苦しい気持ちになってしまうのですが、
こういう時は思い切って割り切ります!
場所はだいたいこのあたりです。
この日、船には10名ほどのお客さんがおりましたが、
何時間経っても、誰にも当たりが来ないという怪しいムード。
今回一緒に釣りに行った河合社長。
世界中で魚を釣って周ってきた河合さんでも当たらない。
釣りって、そういうものなんです。
釣れて楽しい、美味しい、最高の日もあれば
こういう日もあるんです。
そうわかっていても当たりすら無い船上では、
目を瞑って、マインドフルネスしちゃいます。
ん??
その時、微妙な当たりを感じました。
が、
竿はしならず。。。
イワシには少し噛まれたキズが。
この日は、船長さんが悪かったわけでもなく
誰が悪かったわけでもなく。
ただただ、そういう日だったということ。
諦めきれないけれど、
諦めなければいけない時もある。
釣りは、色々なことを教えてくれます。
釣り、ありがとう。
帰りに近くの魚屋さんに寄ると、
良い型のヒラメが並んでいるではありませんか。。。。。
意地でも買わず、この日の釣行はお開きとなりました。
前の週にダイビングで
海中でヒラメと戯れられたこともあり
余計に悔しい1日となりました。
また次回!!