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鰀目漁港(えのめぎょこう)

[海の生き物釣り・Fishing]

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石川県七尾市
2020年2月早朝、鰀目漁港(えのめぎょこう)にやってきました。
能登島の東にあります。
南北が「七尾湾南湾」、「七尾湾北湾」に面し、
東側は富山湾に面しており、
回遊魚はもちろんのこと、湾内に生息する近海魚、
海藻など様々な種類の魚介が水揚げされます。
この鰀目漁港は、水揚げされたばかりお魚を一般の人も買うことができます。
買いたい魚が決まったら、漁師さんたちに伝え、
漁協の方に重さを計ってもらえば購入できます。

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『鰀目』これで『えのめ』と読みます。
漢字検定何級レベルでしょうね。
きっと多くの方が読めない漢字。

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漁を終えた船が帰港しました。

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水揚げのタイミングは何度見てもワクワクします。

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スズキ、マダイ、ヤリイカ、元気に泳ぐマダラ。

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ヤリイカが泳ぐ姿も永遠に見ていられるほど美しいです。

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生き物が、生きているときは動物としてカワイイと見えて、
美味しそうと思えないけれど、お肉になると美味しそう!となる場合と、
生き物が、生きているうちから、もうすでに美味しそう!
と思えるものの違いって、一体なんなんだろう?と
水族館で『わー、おいしそう!』という言われている魚と
そう言われない魚を見ているといつも思います。
ちなみに、イカは生きている時から『美味しそう!』に入りがちな生き物です。

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活きているマダラ、なかなか触る機会がないですから
スキンシップさせていただきました。

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パワフルっ!! ヌルヌルっ!

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と持ち上げた次の瞬間!
精子どぴゅーーーーーーー!!!!!

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必死にアソコをおさえて、

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記念撮影。^^;

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次はヤリイカたちとのスキンシップ。

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むーーーー、食べたい!

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ねこちゃんも食べたい?

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ヤリイカの名前の由来となる、このとんがり!
ケンサキイカは、ここまで尖っておらず、文字通り、剣の先くらいです。
見比べないとわかりづらいかもしれませんね。
ケンサキイカについては、
こちらからご覧いただけます。
https://www.sumeshiya.com/blog/2015/08/2015725.html

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このトンガリ具合がヤリイカです。
覚えておいてくださいね^^!

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そして我慢できず、自己責任にて
イカの耳部分をガブリ!!
うまーーーーーーーーーい!
ちびっ子諸君。
耳といっても、音は聞こえてません。
場所と形で、そう呼ばれているだけですからね。

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漁船が帰港するとネコちゃんたちもいつの間にか、
どんどん集まってきます。
最高の環境に生きてるね!

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この日はスルメイカが多く水揚げされていました。
漁港の照明のせいにしてはいけませんが、
明るさ調整がうまくできないままの撮影になってしまいました。。

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夜が開けてきた漁港からの景色。
色補正などもちろん一切なく、この色の世界。

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漁港の照明のせいにしたくありませんが、
やはり人の顔もこんな色に。
ゾンビ化してしまいます。。

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高橋くんも魚たちと戯れはじめました。
ウマヅラハギと KISS ??

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その後もスルメイカの水揚げ、選別は続きます。

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次の船の水揚げは、カタクチイワシがたっぷりと。

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カタクチイワシを咥えたまま水揚げされてしまったスルメイカもいました。

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水揚げの際、網の隙間から落ちてしまっていたカタクチイワシを手に取り、
ネコちゃんにあげると、あっという間にコミュニケーション成立。
そうやって生き物同士、共生していこうぜ。

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あと、こんな張り紙が市場にありました。
カワハギの仲間、見つけた方は、ぜひご連絡してください。