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警固神社(けごじんじゃ)

[神社仏閣]

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福岡県福岡市中央区天神

【警め(いましめ)、固る(まもる)神、警固神社(けごじんじゃ)】

自然の中に、あなたの住まいに、いただく食べ物に、
昔から神様はそこかしこにおられ、
わたしたちは守られ、生かされています。

悪を示し、過ちを良い方向へ導く神「八十禍津日神」。
罪けがれを祓い、足りないものを補い
善を見いだす神「神直日神」、「大直日神」。
福岡天神に佇み、緑に包まれた警固神社には、
わたしたちに行く道を指し示し、
大きくお包みいただく神様が
お鎮まりになられています。

思い悩まれたとき、ひとたび自分を見つめ、
生かされていることへ感謝し、手を合わせてください。
日々の罪けがれ、病や災いから
あなたを、家族を、恋人を、友人を、
警め、固る神、警固神社です。

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2022年から警固神社が新しくなっていましたが
神社石標は以前のまま警固神社入り口に「縣社 警固神社」と彫られて立っていました。
この石標は大正五年三月に濱の町氏子により寄進されたものです。
縣社とは戦前までの社格制度の名残です。

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【御由緒】
商都福岡の中心、天神。
公園と連なる緑の中に
樹齢三〇〇年余りの大楠に守られ
御鎮座三九〇年余年の佇まいがあります。
慶長六年(一六〇一年)、藩祖黒田長政公が
福岡城築城のため、一時小烏神社に合祀
慶長十三年(一六〇八年)神殿が御造営され
現在地に御遷座となりました。
大正五年(一九一六)県社(旧制度で昭和二十一年廃止)
に列せられ現在は宗教法人警固神社といいます。

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目の前にビックカメラという都会的神社もまた良いですね。

【警固神社の三柱】
八十禍津日神 〈やそまがつひのかみ〉
イザナギが黄泉の国から戻って来たときに、
体についた垢を祓った際に生まれた神様。
過ちから起こる災いから守ってくださいます。

神直日神〈かんなおびのかみ〉
大直日神〈おおなおびのかみ〉
八十禍津日神がもたらす禍いを
正しい道へ導いてくださる神様です。

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【鳥居(とりい)】
二代藩主黒田忠之が寛永十六年に建立したもので、
石材は糸島市の可也山から切り出したものです。
可也山の御影石は初代藩主黒田長政も「日光東照宮」表門前に大鳥居(重文指定)として寄進しています。
黒田忠之は、江戸幕府の要請により江戸城内の「紅葉山東照宮」(現皇居紅葉山養蚕所)に
同可也山の御影石を使った鳥居を寄進していますが、
同鳥居は明治六年に明治政府より「上野東照宮」に移築され、
現在も池之端参道に不忍口鳥居として其の姿を残しています。
警固神社の鳥居は「日光東照宮」「警固神社」「上野東照宮」と兄弟鳥居として現存しています。
平成十七年の福岡県西方沖地震で一部損傷しその修理痕があります。

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従四位(じゅしい)
黒田長知(くろだ ながとも)書

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社務所(しゃむしょ)
神社の事務一般を行うところで、昭和九年の式年遷宮の際に建てられたものが
鉄骨造地上9階建ビルに!

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神社石標(じんじゃせきひょう)

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手水舎(ちょうずや)
手水舎は参拝者がお詣りするために身を清めるための施設です。

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センサー式で、近づくと水が出るようになっています。

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狛犬(こまいぬ)
狛犬は口を開けている方が「阿形」、口を閉じている方が「吽形」として対ですが、
警固神社の狛犬は両方とも男型です。

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狛犬

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神門

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神門

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御社殿

【警固神社(けごじんじゃ)】
住所:福岡県福岡市中央区天神2丁目2-20
ホームページ:https://kegojinja.or.jp/