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伊勢角屋麦酒(いせかどやビール)

[ビール・beer料理]

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伊勢角屋は天正(1575年)、
織田信長や豊臣秀吉、徳川家康が覇権を争っていた戦国時代に創業されました。
以来440年余年の永きにわたり伊勢神宮の参拝客を迎える茶屋としてお餅を作り、
味噌、醤油を作り、長旅で疲れた旅人をおもてなしし、癒しながら
伊勢の地に根ざしてきています。
古来、伊勢神宮への参拝は陸路と海路があり、
海路から勢田川を上がった船着場に参拝客を迎える二軒の茶屋がありました。
茶屋の名は、『角屋』と『湊屋』。
この『角屋』が二軒茶屋餅として代々受け継がれ、
味噌、醤油を醸造しました。
その醸造技術から発展し、現代の伊勢角屋麦酒のクラフトビールが誕生しました。

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写真のビールは『スノースマイルIPA』(アルコール6%)
豊かな香り立ちと、まろやかな口当たり、
最後まで残る甘く優しい香りが特徴のホワイトIPAです。

古来より受け継がれた醸造技術を基に第21代目当主の鈴木成宗さんが
1997年からクラフトビール作りを開始しました。
2000年にJapanBeerCupで金賞を受賞したのを皮切りに、
2003年には日本企業で初となるAIBA金賞とベストオブクラスウィナー賞を受賞し、
その後も数々の国内外のコンテストで受賞歴を重ね、
2017年にはビール界のオスカーと呼ばれイギリスの審査会である
IBA(The International Brewing Awards)で金賞を受賞。
その他にもWBC.BIIA.WBAなど多くの国際大会でも受賞を重ねています。
そのような素晴らしい受賞歴の数々などは全く知らず、
ただただ、美味しいなと、酢飯屋で取り扱わせていただき始めたのは2013年でした。
自然界の様々な場所や植物などから採取した酵母を培養し、高品質なホップを駆使して
多種多様なビール作りをされているのガ伊勢角屋麦酒さんの特徴です。

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伊勢角屋麦酒内宮前店は
伊勢神宮のお膝元で、牡蠣と鰻料理の店として営業されています。
その中でもカキフライは一番人気商品で、使用している牡蠣は
地元、鳥羽浦村で獲れた牡蠣です。
養殖場から直送されたものを店舗にてすべて手仕込みで作られています。

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店内は重厚で落ち着きのある空間になっています。

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『ペールエール』(アルコール5%)
シトラス系の香りとシャープな苦味が特徴の
アメリカンスタイルのペールエールです。


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三重県中東部に位置する、志摩半島最大の湾、英虞湾(あごわん)。
台地の先が典型的なリアス式海岸となって波静かな湾に没し、
その中に大小の島々が浮かんでいます。
この静かな湾には
阿児町鵜方西方の横山、
大王町船越登茂山、
志摩町御座の金比羅山などから
豊かな滋養分とミネラル分を蓄えた水が英虞湾に入り、
植物性のプランクトンが適度に発生し、
牡蠣などの多くの海の幸を育てます。
清浄『浦村かき』は、プランクトンの豊富な志摩半島の麻生の浦で、養殖された牡蠣です。
穏やかな海域で育った牡蠣は毎朝、筏より採取され、浄化状で紫外線殺菌した海水に浸けられ、
特殊な流れの中で約20時間飼育する画期的な浄化方法によって牡蠣を浄化させています。
その牡蠣のカキフライにタルタルソースをつけて、サクッとほおばると
あっつあつな牡蠣汁がブシャー。

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それをビールと一緒にぷはぁぁーー。

こうしてブログを書いている今、
すぐにでもまたこのカキフライとビールで一杯やりたーーーーーーい!!!!!


【伊勢角屋麦酒 内宮前店】
住所:三重県伊勢市宇治今在家町34