くろぐち・クログチ・黒愚痴・Atrobucca nibe
硬骨魚綱
条鰭亜綱
新鰭区
棘鰭上目
スズキ系
スズキ目
スズキ亜目
ニベ科
クログチ属
クログチ
紀伊水道で釣りました。
大分県臼杵市では
あまりにもおいしいので、『釜ごとご飯を借りるほど美味しい魚』という意味で
『カマガリ』と呼ばれています。
綺麗な青や紫色が特徴的。
魚の目はいつもじっくり観察して、撮影したくなってしまう。
背ビレは二つに分かれているタイプ。
背ビレ後方
釣ったばかりでないと、この自然に広がった背ビレの撮影はできないので
急ぐ。
尾ビレの中央が一番長いのもクログチの特徴です。
尻ビレはこんな感じ。難しい感じで書くと臀鰭。
すぐ左に見えるのが校門です。
こちらは胸ビレ。
透明感のある白色に細かく砂状の黒い模様があるのが特徴です。
エラ。
エラと、一言に言っても、実は調べ始めると、エラの部分には、様々なパーツ、名前、
生き物によって違った役割など物凄く細かく分かれています。
が、面倒なのでひっくるめてエラ。と呼ばれるのでしょうね。
正面から。
このやや尖った歯が肉食性を表していますね。
種によって、歯の大きさも形も違うのが生き物の面白い部分ですね。
ちなみに、噛まれてみましたが、そこそこ痛いです＾＾；
口の中が黒いのもクログチの特徴の一つです。
こちらはアゴの部分。
噛むための構造に無駄がないです。
お刺身やお寿司にもしましたが、
今回はクログチから出汁をとって、
『クログチラーメン』にしました。
さっぱりした中にあるクログチの旨味が醤油ベースのラーメンと合います！
