みる・ミル・Codium fragile
[料理海藻]
ミルを漢字では、海松と書きます。
『別れのみ を島の海士の袖ぬれて 又はみるめを いつか刈るべき』
(藤原定家 水無瀬恋 十五首歌合 海辺恋 五九 右)
別れを惜しみ、雄島の海人のように袖を濡らしている。
あなたに再び逢える日にいつめぐり逢えるのだろうか。
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ミルとゴマサバの刺身
体は30cmに達し、太さは3〜5mm位までなります。
密に又状に分かれて扇形を呈します。
小嚢(しょうのう)の頂端は尖っています。
低潮線付近の岩礁上に往々大きな群落を作ります。
【ミルキムチ】