ナイトアジング(Night Ajing)
2021年11月
長崎県平戸市
ナイトアジングとは、その名の通り、夜にするアジ釣りのこと。
今回は、ボートからのナイトアジング。
髪の毛の様に細い糸、たった2gほどの仕掛けで
水深18mを探る繊細な釣りです。
満月の夜は明るい。
そんな日は、魚が釣れづらいと言われています。。
暗い日に灯りを照らせば、そこにプランクトンが集まり、それを食べに魚たちも寄ってくるわけですが、
そもそも明るい日に灯りを照らしてもそこまで生き物が反応しない。という考え方です。
とはいえ、船から発する灯りは明るいので集まってくるはず!
月の下で美人なアジが釣れるか?
ロッド(竿)
DAIWA 月下美人 MX AJING 55XUL-S・N
リール
DAIWA 月下美人(げっかびじん)MX LT2000S
※LT(LIGHT TOUGH)
巻いているPEラインは0.2号(髪の毛くらいの細さです!)
月の下で美人なアジを釣るため、
ベタではありますが
月下美人タックルで挑みます!
ショックリーダー(SHOCK LEADER)
0.8号(3lb.)
フロロカーボン100%
AJING MASTER(VARIVAS)
ワームと呼ばれる擬似餌(ぎじえ)
ジグヘッド
上から
1g
1.5g
2g
3g
5g
2gのジグヘッドにワームを装着
上から
ガメシャッド 2.5 Inch クリアシルバーフレーク(issei 海太郎) ※ガシラとメバルでガメ!
スパテラ 2.5 Inch グロー (issei 海太郎)
バルキースパテラ 2.8 Inch グロー (issei 海太郎)
アジ職人 ソフトサンスン3 UVクリアレモン(エコギア)
あれ、どこのだっけ、。忘れました。。
1.2gのネコメタル (issei 海太郎)
左:金銀パープル
右:シルバーピンク
それでは、ナイトアジング開始!
最初のポイントではなかなか釣れずというか、繊細過ぎて感覚がわからず大苦戦を強いられました。
が次のポイントでやっと釣ることができました。
バルキースパテラ 2.8 Inch ライムシャッドグロー (issei 海太郎)が
この日は良く釣れました!
しっかり吸い込んで捕食しにきています。
キビナゴの稚魚の群れ
形を変えながら、僕の目の前にずーーーっと泳いでいました。
良型アジ
この深さで2gを操作し探る面白さ。
ワームで釣れるのはわかったので、
試しに1.2gのネコメタルを落としてみたら、釣れましたーー!!
18mの水深で2gほどのワームが吸い込むと微妙に糸が吸い込まれます。
それを見逃さずにキュッと合わせる繊細な釣り。
だんだんとコツがわかってきました。
良型のアジを最低限の強度で釣り上げる面白さ。
アジングファンが多いのは、そこにも大きな理由があると思います。
『アジさばきたい。』(小3次男)
と自分から言ってきた時は教育タイミングのビッグチャンス!
どんなに忙しくてもこのタイミングで教えてあげなければ、機を逃してしまいます。
【やりたい!と思っている時に教える。】
これが大人ができる小学生へのプレゼントです。
ナイトアジング2021(動画5分ほど)
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2023年10月17日
長崎県平戸市BG-hiradoさんにて
ナイトアジング2023
わかりやすく光り連なる北斗七星を拝み出船です。
今回のタックルもこちら、DAIWA 月下美人。
ベタなタックルだとか言わないこと!
素晴らしく感度抜群です!
集魚灯を降ろすとすぐに集まり始める小魚たち。
それを暗闇からひっそりと狙い、突っ込んでくる中型魚たち。
(15秒ショート動画)
今回狙うのは、その奥の奥の海底付近にいる
大型のマアジです。
気温も10度前後という、寒い寒い深夜の釣り。
サビキ仕掛けを落とせばガンガン釣れるであろう環境下で
量を釣るのではなく、敢えて
凍える指先で微かに感じる竿先からの当たり情報に集中して、
一匹を釣り上げるのがナイトアジングの魅力の一つです。
2g前後のジグヘッドに2.8インチほどのワームで釣れることが
手応えとして納得したら、
3g未満のマイクロジグでも反応をチェック。
小さな小さなジグの動かし方を、
自分なりに工夫して釣れた一匹の嬉しさ。
こんな顔になっちゃいますよ。
その日に合ったコツを掴めた時の喜び。
たかがアジ、されどアジ。
釣るだけでなく、釣り上げられた直後の魚の綺麗さが大好きで
それを伝えたいのが僕の考え方です。
『魚って臭い、魚ってキモい。』 なんて言わせない。
魚の美しさと、おいしさ。
しっかり伝えていきたい。
日中に太陽光で見る魚とは、また違った夜の魚の美しさ。
活きているからこそ立つ、ヒレ本来の姿。
同じ魚でも、
いつ、どこで見るかによって全く表情が異なるのが魚。
こういうシーンが待っているから、魚釣りは特別なものです。
見たことのない色、
初めて見る、アジの知らない一面。
これまで、数えきれないほどのアジを捌いてきたはずなのに。
まだまだアジのことを知りたい。
やっぱりナイトアジングに来てよかった。
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https://www.sumeshiya.com/blog/2014/08/post-205.html