ちかめきんとき・チカメキントキ・近目金時・Cookeolus japonicus
動物界
脊索動物門
脊椎動物亜門
条鰭綱
新鰭亜綱
棘鰭上目
スズキ目
スズキ亜目
キントキダイ科
チカメキントキ属
チカメキントキ
和名にある「チカメ」の語源は、眼が大きく、吻(フン)の近くに位置することから名付けられています。
全長30cm程度になる魚で、
写真は2021年10月 愛媛県宇和島沖で釣ったもので39cmでした。
想像していた以上に引きが強く、ずっしりと重い釣り感でした。
キントキダイ科では最大級の種のひとつで、最大で重さ5kgに達した個体の記録もあります。
体型は卵円形で側扁しています。
同じ科に属する他の種と同様、硬い鱗と大きな眼をもちます。
チカメキントキの大きく開いた口
背鰭は10棘条、12〜14軟条、
棘条は長く、鰭膜は深く切れ込んでいます。
腹鰭は極めて大きく、折りたたむと後端が臀鰭の始部をはるかに超えます。
この大きな腹鰭の存在で近縁の種から識別できます。
臀鰭は3棘条、12〜14軟条
尾鰭の中央はわずかに尖っています。
鮮やかな赤色の体色で腹鰭は黒色、胸鰭は桃色から無色、
他の鰭は黄色味を帯びた赤色を示し黒色に縁取られています。