呉海自カレー
広島県呉市（くれし）
呉駅でおりると
戦艦『大和（やまと）』誕生の地
という看板。
おおおおおお！！！
凄い迫力だー！
どうやら、海上自衛隊呉史料館（てつのくじら館）というものがここにあるようです。
ホームページはこちら。
https://www.jmsdf-kure-museum.go.jp/
どかーーーん！と展示してあるこの潜水艦は「あきしお」。
1986年の就役から2004年まで、およそ18年の間、海上自衛隊で活躍しました。
現在はてつのくじら館にて、ご来館の皆様をお迎えし、第二の艦生を過ごしています。
と、人生ならぬ、艦生！
潜水艦が擬人化されていました！＾＾；（てつのくじら館twitterより。）
愛を感じます。
こちらは潜水調査船「しんかい」。
戦後初の本格的潜水調査船として、海底地形・地質調査、漁場調査、海底地震の観測等のため、
川崎重工業（株）神戸工場で建造され、昭和44年（1969年）3月20日に竣工し、
海上保安庁で運用されていました。
深度600メートルまで潜航可能で、昭和52年（1977年）1月28日に退役するまで、
伊豆半島沖などで307回の潜水調査を行い、
生物及び地下資源等の海洋調査に多くの成果を残した日本が誇る潜水調査船です。
［要目］
排水量 90.88トン
全長 16.52メートル
幅 5.53メートル
喫水 4.00メートル
最大速力（水中）2.24ノット（時速4.1キロ）
（水上）2.35ノット（時速4.4キロ）
航続時間 1.5ノットで約10時間
推進機関 主水中電動機11kw×1基
耐圧球材質 NS46高張力鋼
乗員 4名
大和波止場（やまとはとば）からの景色
むこうに見えるのは、大和ミュージアム（呉市海事歴史科学館）です。
先日、呉に伺った際、
海上自衛隊を応援しつつ、
海自カレーを広める活動している方々にお会いすることができました。
まずは
【海上自衛隊と呉海自カレー】の関係について
海上自衛隊（Japan Maritime Self Defence Force）
略称 (JMSDF)では、
多くの部隊で毎週金曜日にカレーが食べられています。
理由は諸説ありますが、
長く航海している艦艇乗組員が曜日感覚を忘れないようにするためだとか。
そのカレーは日本海軍時代の伝統を受継ぎ、
現在の海上自衛隊でも、艦艇乗組員の健康を第1に考えたメニューであることはもちろんのこと、
各部隊調理員のこだわりが沢山詰まったメニューであり、
その艦艇や部隊で勤務しないと味わうことのできないとても美味しいカレーだそうです。
そんな普段食べることのできないカレーを、
呉海自（くれかいじ）カレー提供店舗では、海上自衛隊・呉基地に所属する各部隊の調理員から直接作り方を教わり、
味を忠実に再現して、さらに司令や艦艇長から『これはうちのカレーだ！』と
認定していただいた特別なカレーです。
以下、ご紹介するのは
艦隊ごとの特徴を表現したレトルトカレーです。
こちらは、
『DDH-184 かが（KAGA）』ヘリコプター搭載型護衛艦のカレー
【一期一会 護衛艦かがビーフカレー】です。
鶏ガラと野菜でブイヨンを取りじっくり煮込んだビーフカレー。
ひじきや黒胡麻、大豆が入っています。
こちらは
『SS-504 けんりゅう（KENRYU）』そうりゅう型潜水艦のカレー
【潜水艦けんりゅうのソードドラゴンカレー】です。
鶏ガラと香草のブイヨンがベースのシーフードカレーです。
レトルトでの全艦コンプリートもしたくなりますが、
呉市の認定飲食店さんで再現されている
それぞれの艦隊のカレーの味を味わいにいきたくなりますね。
【呉海自カレー】
ホームページ：https://kure-kaijicurry.com/
（※呉海自カレーのレトルトパウチ商品は、インターネットからも購入可能です。）
