土佐の火曜市(とさのかよういち)
[高知県]
土佐の日曜市(とさのにちよういち)という街路市は有名ですが、
実は、火曜市、木曜市、金曜市もあるのご存知でした?
火曜市が誕生したのは1926(昭和元)年、
本丁筋五丁目電停南広場(現在の上町五丁目)で開かれました。
坂本龍馬ゆかりの立地です。
高知市の中心部を東西に走る電車通りの上町(かみまち)4丁目から、
一本南に入った通りに火曜市が並びます。
日曜市に比べると観光客は少なく、
地元の人が普段づかいのお買い物の選択肢の一つとして訪れている感じりローカルな街路市です。
平日の朝ですので、小学生たちの通学時間でもあります。
水路の上で開かれる市
2メートル弱幅の水路
そこに板を渡して、その上に店を構えるのが火曜市のスタイルです。
ちょっと怖いですが、落ちないようになっています^^;
横から見るとこんな感じ。
道路を塞ぐことなく、朝市が開けるという発想です。
今日の朝ごはんは、火曜市で何か買おうと思っていたところ、いい感じのお店が!
高知市朝倉の南 万里子さんのお店です。
さつまいもをもち米でつないで、粒あんを包んだ
高知名物 「おいももち」(ヨモギ入り)や、
もち米粉と干芋粉(さつまいもの生干し粉)で作った柏餅風の「ほしかもち」、
干したサツマイモと小豆を砂糖少々で炊きあげた「ほしかと小豆の炊いたん」
他にも、
よもぎ、たかきびをもち米と一緒に杵でついた「あんもち」や
つぶあん・青のり・きなこ 3種の自家製「おはぎ」、お赤飯もあります。
悩みに悩んで今回はこちら↓
ほしかもち
素朴で好きな味!
おいももち
これもおいしい! 牛乳かコーヒーと一緒にがいい!
栽培したミョウガではなく、山で自生している野生のミョウガがお手軽に購入できるなんて
最高過ぎます。
【土佐の火曜市(とさのかよういち)】
場所:上町4丁目・5丁目
長さ:約250m
店数:約20店
期間:毎週火曜日(1月1日・2日を除く)
時間:午前6時頃から午後3時頃まで
土佐の火曜市(ショート動画)