すし屋が教える美味しそうな「マグロ丼」の簡単な盛り付け方、たった2つのポイント。
すし屋さんにとっては当たり前のことだけれど、
意外と知られていない知識やコツというものに驚かれることがちょこちょこありまして、
その一つが、今回お伝えする「マグロ丼」や「海鮮丼」などの盛り付けのポイントです。
簡単、だけど大切なポイントを2つご紹介します。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
まず一つ目が酢飯の盛り付け方。
この写真、ちょっといびつに盛られている感じわかりますでしょうか?
実は、酢飯の盛り付けにも、ベッドメイキングが必要なんです。
このように少し盛り上げる感じで枕を作ることによって、
大葉がペタッと寝ることなく、
このように立たせることができます。
そしてマグロを盛り付けていくわけですが、
丼の盛り付けで意識しなければいけないのは、立体感と色バランスです。
先ほどの枕の高さを利用して、まずトップにくるマグロを左側から順に重ねていきます。
ここで二つ目のポイントがあります。
マグロの上部約2cmを、このようにふっくらと丸めて
内側に巻き込むような格好にすることで、
ただマグロ同士を重ねて盛り付けるよりも、より立体感を演出することができます。
上段部分だけでなく、もちろん中、下段部分も同じように丸め重ねるもよし、
そこは全体のバランスを見ながら立体感を意識して盛り付けてください。
ガリやわさび、刻みネギや刻み海苔など
せっかくのマグロが隠れすぎない程度に配置し、
下の酢飯をチラ見せさせても、完全に覆っても、そこはお好みのスタイルで。
マグロ丼に限らず様々な料理の盛り付けにも、この技は応用できますので
ぜひ試してみてください!