オールステンレスキッチン鋏 TOMO by 株式会社カンダ
[道具]
2024年6月24日 新潟県燕市
株式会社カンダ
【株式会社カンダとは?】
1965年に神田熊市商店として業務用厨房用品の総合商社として
金属加工業の集積地、新潟県燕市で創業。
様々な商品を取り扱う中で、顧客の要望を取り入れた
made in Tsubame(メイドインツバメ)のオリジナル商品を数多く手がけ、
日本国内はもとより世界各国へと優れた製品を送り出しています。
「道具を作る人」「料理を作る人」
「そこで生まれた素晴らしい料理を味わうすべての人」に
素敵な笑顔が生まれることを願い、
笑顔の架け橋となれるような商品作りに挑戦し続けています。
神田智昭社長にご挨拶に行ってきました。
お連れくださったのは、写真絵本「おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで」に強く共感し、
新潟講演まで企画してくださった「おむすび舎」の霜鳥英梨さん。
本社の一角には「High Grade Store(ハイグレードストア)」という
ショップやカフェがあり、(株)カンダのお取扱い商品の数々を見ることができます。
もちろん、購入することも!
https://kumaichi.co.jp/high-grade-store/
元々は業務用中華料理道具をメインとしていたそうで、
こちらのスペースだけでも何種類もの中華鍋がありました。
小物類や、オリジナルブランドも充実しています。
星三製作所さんの大定番のウロコ取りの横には、
ギザ刃の新案ウロコ取りが!
この日、僕が一目惚れしてGETしたのがこちら。
理容はさみ製造のトップメーカーとの協力により完成させた
【オールステンレスキッチン鋏 TOMO】
ここ最近ちょうど、「ビビッとくるキッチンバサミって世の中にないのかなー?」と
思っていたタイミングだったこともありズキュンでした。
理容はさみで用いられる様々なノウハウを生かしつつ、
株式会社カンダの持つ業務用調理器具の企画・製造で培った、
調理道具としてのエッセンスを加えて完成させた、こだわりのキッチンハサミ。
新潟県燕市の刃物職人が1丁づつ丁寧に仕上げたこの製品は、
お客様に末永くお使いいただくことも考え、刃の研ぎ直しなどの
メンテナンス(別途費用)もしてくださいます。
すし職人として、修行中から二十数年間
「キッチンバサミなんて使うなよ。」と、
アンチキッチンバサミを貫いていました。
包丁と技ですべてをこなせるという職人気質からくるものだったのでしょう。
しかし、結婚して妻が包丁とキッチンバサミを器用に使い分けて食材を切っているのを見た時、
「ありだな。」と一瞬にして考え方が変わったのを今でも覚えています。
道具とは、そういうものだからです。
TOMO TSUBAME JAPAN
もしや、社長のお名前 智昭(ともあき)さんからとられたネーミング!?
念の為、確認してみたところ大正解でした!
神田社長の強い想いを感じます。
521とは?なんなのだろう?
こちらも確認してみました。
なんと、リーバイスのジーンズ501がお好きで、そこから品番を付けられたそうです。
現在は、501、511、521の3種類があります。
グリップは、「理容はさみ」のノウハウを用いて考えられた
長時間使用してもストレスがかからないハンドル形状になっていて
すべりにくく手になじむようにマットに仕上げてあります。
材質はステンレススチール
刃部には、包丁の材料を採用しています。
セパレート式で洗いやすいのもGOOD
【刃の取り外し方・組み立て方】
Z57
これはシリアルナンバーだそうです。
記載することで、左右が間違わないようにという意味も込められています。
専用のレザーケース
これでどこにでもクックトリップ(cook trip)に行けます。
釣りにも持っていけるな。
神田社長、この度はお忙しい中、
楽しいお話とご丁寧なご案内ありがとうございました!
キッチン鋏TOMOとウロコ取りの使用感など
後日レポートさせていただきますね!
【株式会社カンダ】
本社所在地:〒959-1272 新潟県燕市杉柳912
TEL:0256-63-4541
URL:http//www.kankuma.co.jp/