若ヒジキとさつきハッサクのちらしずし
[うつわすし・sushiレシピ・recipe乾物海の生き物海藻青果]
2025年のシーベジタブルの若ひじきは、緑茶の茶葉のような青々しさと例年よりも食感のある仕上がりになっていました。
乾燥状態から、たっぷりの水で戻して6分、鮮やかな緑が現れました。
ザルで水気を切り、さらにギュッと絞ります。
これをごはんにのせて
混ぜ込んでいきます。
そこにさらに混ぜ合わせるのがハッサクです。
一般的なハッサクではなく、5月頭くらいまで樹上で熟成させて甘さと酸味が絶妙なバランスに仕上がったもの。
こちらが2025年4月下旬 和歌山県日高川町「藏光農園」さんの
さつきハッサク。
ごはんに若ひじきの塩味、さつきハッサクの酸味と甘みが加わると、酢を使わずともすしにすることができます。
この「さつきハッサク、もはや、すし酢!」。
果肉を噛んだ時にじゅわじゅわと溢れる果汁とともにいただくスタイル。
一粒一粒のサジョウがプリンプリンしています。
どんな海鮮でも相性が良さそうです。
この日は4月、富山県滑川のホタルイカと島根の天然マダイ。
器:和田山真央さん
マダイの味付けには、神奈川県逗子のイタリアン「TRATTORIA LA VERDE(トラットリア・ラ・ヴェルデ)」さんのアカモク醤油をしています。
春らしいちらしずしとなりました。