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ミオグロビン・Myoglobin・Mb

[生き物]

ミオグロビンとは、筋肉の中にある蛋白質で
血液中のヘモグロビンが運んだ酸素を筋肉中に貯蔵して、
必要なときに放出する役割があります。

1958年にイギリスの生化学者、
John Kendrew(ジョン・ケンドリュー)さんが発見しました。

マグロやカツオなどの赤身と呼ばれる回遊魚に多く含まれていて、
血合い部分には、赤い呼吸色素(ミオグロビン・ヘモグロビン・チトクロームなど)が多く
長い時間泳ぐことが出来るよう、酸素がしっかりと保てるように発達しています。
それに比べて、遊泳時間の短い魚たちはミオグロビンの量が少なめです。