土佐文旦(とさぶんたん)
[青果]
【土佐文旦の歴史】
土佐文旦は、昭和18年に高知県土佐市宮の内の宮地氏が栽培を始め、
栽培方法も味も知られていない果実を手にとって貰うまでは大変な苦労があったそうです。
今では、高知県の特産柑橘になるほど有名な柑橘になっていますね。
土佐市宮の内には、『土佐文旦発祥之地』の石碑も建っています。
【主なブンタンの種類】
阿久根文旦(本田文旦)
安政柑 日本原産で晩白柚に次いで大きい柑橘類
麻豆文旦
河内晩柑 「美生柑」ほか別名多数
土佐文旦(法元文旦)
(※文旦発祥の地、高知県土佐市宮ノ内地区の『白木果樹園(しらきかじゅえん)』さんでは、
春(2,3,4月)に露地の土佐文旦(冬に収穫し、野囲いの中で追熟したもの)
夏(5,6月)に夏文旦(樹成りのまま冬を超え、夏に収穫したもの)
秋(10,11月)に水晶文旦(早生系文旦)
冬(12月1月)に温室土佐文旦(花の咲く前から、温室で育てたもの)
というように、季節ごとの文旦をご提案されています。
大橘
平戸文旦
江上文旦
晩王柑
晩白柚(ばんぺいゆ) 柑橘類で最大の果実
獅子柚 大柚や鬼柚などとも呼ばれ大型の柚子と間違えられがちですが、実は文旦類です。
大橘(パール柑) 文旦の一種で表面が滑らかなのが特徴です。
熊本県では「パール柑」、鹿児島県では「サワーポメロ」という名称が使われています。
チャンドラポメロ ポメロは文旦の意味です。
沙田柚(中国語版) 中国広西容県産で、華南で一般的です。
化州柚 中国で皮を生薬の毛橘紅として利用されています。
水晶文旦
紅まどか 1993年に登録された新品種で、食味がよく耐寒性があるのが特徴です。
高岡文旦 果重が500グラム程度で、果汁が豊富です。甘味と酸味のバランスがよく、まろやかな味が特徴です。
町民の公募により名前が決められ、「太陽と緑の宮崎原産"高岡文旦"素朴で日向おとめの味」のキャッチコピーが作られました。
サラダポメロ - 香川県三豊市、観音寺市で栽培されています。
5月頃に香りのする花が咲いて
花が咲いた次の年の2〜3月に薄い黄色に熟していきます。
写真はまだ青い頃のブンタンです。
土佐文旦の木
土佐文旦の葉
ザボンについてはこちらからどうぞ。
http://www.sumeshiya.com/blog/2019/12/citrus-maxima.html