いせえび・イセエビ・伊勢海老・Panulirus japonicus
女性が美しい宝石を身に付けたくなるのと同じように、
僕は美しい魚介類を身に付けたくなるのです。
バカなことは、若いうちにやっておこうシリーズは
このページの中ほどにてご覧いただけます。
日中は、石垣の隙間に隠れているイセエビ。
夜になると貝やウニ、海藻などを食べるために出てきます。
産まれたての赤ちゃんイセエビ(フィロソーマ)の体は、
厚さ1mmほどのとても平たい板状で透明、クモのような姿をしています。
海流に流されやすいように、板状の形状をしていることで
海流に乗って1年かけて太平洋を回遊し、
その後成長し各地の沿岸に戻ってきた時に脱皮をすると
プエルルス(別名ガラスエビ)と呼ばれるようになります。
その後も脱皮を繰り返し成長しながら、こんな立派な硬い殻のイセエビになります。
イセエビは魚たちと違って、体の中には骨がない代わりに、
硬い殻が骨のような役割をしている外骨格(がいこっかく)の生き物です。
このトゲトゲの触覚(ひげ)を使って、巣穴に入ってくる敵を追い払います。
イセエビは脚が10本ある、十脚目(じっきゃくもく)。
海底を歩く、歩行型の生き物なので泳ぐのが得意ではありません。
イセエビの群れ
イセエビの足
photo by yusukenishibe
獲れたて伊勢エビを味噌汁にしてみた。
網にかかってしまった小さめのイセエビの有効活用として考えた
イセエビの一本寿司
ぷりぷりなので、食べ応えが物凄い一カンです。
小さいイセエビとは言え、3等分にして握っても十分な満足度です。