美加登家(みかどや)さん 島根県 津和野町
2016年 9月 島根県 津和野町の旅
『美加登家(みかどや)』さんにて
渓流の貴婦人
鮎のフルコース料理をいただいてきました。
あの新橋の鮎料理の名店『鮎正(あゆまさ)』さんの本店が
津和野町にありました。
25歳くらいの、まだ独立したての自分に
あるお客様が言った一言。
『岡田くん、まだ若いし、外食であまり贅沢はできないかもしれないけれど
東京で鮎を食べるなら、是非オススメなので新橋の鮎正さんに行ったほうがいいよ。』
僕はその言葉を信じて、勉強だと思って
当時、鮎正さんに行きました。
鮎ってこんなに美味しいんだ。。。。。
ただこれに尽きた食事の時間でした。
これがきっかけで、
日本各地の鮎の産地に行くと必ず鮎を食しております。
そんな、鮎正さんの本店ってだけで心躍ります!!
そして、さらに贅沢なことに、
津和野町のわさび生産者であり
日原山葵生産組合長でもある大庭敏成さんが
目の前でおろした、わさびの品種食べ比べをご提案してくださり、
おろしてからの経過時間での
わさびの味と香りの変化を鮎とともに楽しませていただきました。
鮎の器でまずは、珍味 子うるか
次のお料理の前に、大庭さんのわさび『稲葉』をすりおろしてくださいました。
お造り 鮎洗い
※お盆までは背越し、お盆あけてからは骨があたるので洗いでご提供されるそうです。
鮎をとってすぐに〆る岐阜・長良川などに対して
高津川の鮎は、とってから一晩寝かしてから〆ることで常虫が無くなるそうです。
御椀 白味噌仕立て
そして、
焼物 鮎塩焼き(高津川の鮎 と 錦川の鮎)の食べ比べです。
こちらが高津川の鮎
地元の蓼(たで)の葉をすり潰して作られた
本物のたで酢。
こちらが錦川の鮎
鮎酒
干して焼いた鮎を地元の日本酒に。
このあたりでは、干して焼いた鮎で出汁をとり
お雑煮に使うそうです。
次男(当時3歳)がむさぼりついてしまうほど美味い鮎塩焼き。
強肴 味噌包み焼き
揚げ物 鮎素揚げ
食事 鮎めし
やっぱり鮎が好き。
※10月1日から禁漁に入ります。
割烹 美加登家(みかどや)さん
〒699-5221 島根県鹿足郡津和野町日原221-2
電話 0856-74-0341