ひげながえび・ヒゲナガエビ・鬚長蝦
器:竹下鹿丸
鹿児島県 野間池産
地元では、幻のエビ『たかえび・タカエビ・高海老』と呼ばれ、
水深300〜400mの深海に生息するタカエビ。
別名『薩摩甘エビ』とも呼ばれている。
甘みが強く、ぷりぷりした食感。
殻が柔らかいので、調理法によっては殻付きのまま食べられる。
と、ある日、
世界を賑わすイタリアワインのスペシャリスト
イタリアワイン阿部さんからのご依頼で、ワインとのマリアージュの一品として
ご依頼いただき考えたのが『ヒゲナガエビの中巻き寿司』です。
中巻きサイズの海苔と酢飯を敷き、
煎りたて擦りたてのゴマを一列。
軽く炙ったヒゲナガエビを芯にして
細かく刻んだ塩レモン。
三ツ葉も一緒に巻いて切り
ヒゲナガエビの殻と茹で汁、塩だけで煮詰めた
濃厚なソースをつけてお召し上がりくださいませ。
器:田村一