たかのつめ・タカノツメ・鷹の爪 ・Capsicum annuum
酢飯屋では冬の時期、
生牡蠣に合わせる自家製タバスコを作る際に多く使用しています。
鷹の爪はトウガラシの品種の一つで、日本では代表的な品種です。
唐辛子(とうがらし)はナス科トウガラシ属。
原産は南米。
ちなみにタカノツメ以外の唐辛子は沢山あります。
満願寺、神楽南蛮、ハバネロ、ハラペーニョ、セラーノ、プリッキーヌ、カイエン
本鷹、熊鷹、能鷹、三鷹、鷹峯、華厳、立八房、黄辛、八つ房、細八房、だるま、葵獅子・・・・・。
辛さの単位(スコヴィル)
鷹の爪:40,000スコヴィル
ハバネロ:300,000スコヴィル
実は小さく、先がとがってやや曲がった紡錘形で長さは5cm前後。
この形が鷹の爪を連想させることからこの名がついた。
熟すと鮮やかな赤色になり、乾燥させた実を丸ごと、あるいは輪切りや粉末にして香辛料として使う。
粉末にした鷹の爪が一味唐辛子。
辛味が強く、特に種子が非常に辛いと言われていますが、
実際に辛いのは胎座というワタの部分。
生の鷹の爪から胎座を取り除いた種子や果肉には
辛いと感じるほどの辛味成分カプサイシンはほとんど含まれていないそうです。
しかし一般的に売られている鷹の爪は収穫後に乾燥させた物である場合がほとんどで、
乾燥させることにより辛味は胎座から種子や果実に広がるようです。
米櫃の中にお米と一緒に入れておくと防虫効果を発揮します。
器:山只華陶苑 すり鉢JuJuシリーズ 7寸黒