ささしぐれ・ササシグレ
酢飯屋で使用している酢飯のお米の品種ってなんですか?
山形県遊佐町の伊藤大介さんの『ササシグレ』です。
玄米で仕入れさせていただき、
酢飯屋の店舗で自家精米しております。
【せいまいき・精米機・Rice milling machine】ブログはこちらからどうぞ。
ササシグレとは
ササニシキの親にあたる品種で
昭和30年代に東北地方を中心に広く栽培され、
食味の良さには定評がありました。
が、当時は食糧管理制度の元で政府米として流通していたため、
ササシグレをはじめ特定の銘柄が世に出回ることはなく、
世間一般での知名度もほとんどありません。
丈が高く茎が弱いので倒れやすく、
また稲の大敵『いもち病』に弱いなど、栽培が困難なため、
昭和40年ごろから後継品種であるササニシキなどに代わっていき
今では栽培している農家さんは全国でも極わずかとなっております。
その一人が伊藤大介さん。
同世代で同じ名前。
それもまた食材魂を膨らませてくださいます!
もちもちした食感で程よくあっさりとした甘味の中に
しっかりとお米の旨みがあるササシグレ。
一粒一粒がしっかりしていて酢飯には最適です。
ササシグレの田んぼには、こだわりの肥料「遊佐づくし」を使用。
原材料は町内産をメインに全て国産のもので作られています。
伊藤大介さん、いつも美味しいササシグレをありがとうございます!
『ササニシキが親のササシグレに唯一勝てないのは、その味』
とも言われております。
ササシグレの酢飯は、酢飯屋でお召し上がりいただけます。