黒鳥鍛造工場(くろとりたんぞうこうじょう)
[道具]
高知県は、森林率が全国1位です。
83%前後くらいだったかと思います。
林業を支える刃物作りが発展し、
土佐打刃物(とさうちはもの)として受け継がれてきました。
高知県四万十町で約130年間、
土佐打刃物を製造する黒鳥鍛造工場さんには、
農林業用はもちろん、狩猟用、調理用など
あらゆる刃物が揃っています。
『この町には、山も川もあって、人の営みがある。
そのために必要な刃物をすべて作っているという感じです。』と
6代目の梶原弘資は言います。
刃物の種類が自然の豊かさを表しているというわけです。
成した仕事の良し悪しは
それまでに費やした努力の量による
僕のコハダ専用包丁は、黒鳥さんの極小小出刃(ごくしょうこでば)です。
包丁のアゴの角度が絶妙で、小さな魚ほど、この角度の凄さを発揮してくれます。
旦那様がコハダ漁師さんということもあり、
日々、大量のコハダをさばく佐賀県の竹崎コハダ女子会のメンバーにもご紹介したところ、
この形を気に入ってくださり、使ってくださっています。
高知に行かれる際には、ぜひお立ち寄りしてみてください。
相性の良い一本に出会えるかもしれませんよ。
【黒鳥鍛造工場(くろとりたんぞうこうじょう)】
住所:高知県四万十町本堂430
電話:0880-23-0611
Facebookページ:https://www.facebook.com/tosahamonokurotori/