水上マーケット (メコン川)
ベトナム カントー市
夜が明ける前のまだ暗いうちに出発し、船着場へ。
さすがの人気スポットなだけあり、
地元の方も、観光客も集まってきます。
そのお客さんたちをGETすべく、船着場界隈で自転車自体を棚にした
物売りをされている方
ゴミ収集車は、大型のゴミ箱をあそこに設置すれば
電動で持ち上げられる仕組みになっています。
救命胴衣を着たら出発です。
夜明け前。
見えそうで、まだ見えづらい景色。
メコン川の流れに逆らうようにして、
そこそこのスピードで船は上流へ進みます。
水面には、様々な木々が流れていました。
小型船のワクワク感はまた別格ですよね。
西洋人の方には、小型船が人気なんだそうです。
あ、ほんとだ。
こちらは、水上マーケットデートでしょうか。
日本で、そんな格好で市場に行ったら、
いろんな意味で大変なことになりますぞえ。
このお二人は、買い物客ではなく、お店屋さん側の方々ですね。
何が積んであるのか、ちょっと見えません。
そんな小型船のすぐ横には、
大型の貨物船がスーーーっと通ります。
船上ワンちゃん発見。
メコン川沿いに並ぶ建物は、
京都の伊根町の舟屋を彷彿とさせます。
小屋、住まい、職場、船係留場が一体となっている感じです。
僕たちの船に急接近してくる小舟。
何かちょうど良いものがあれば
朝食用に、水上マーケットで何か買って食べてみたいと思います。
ん?
あの方が持っているのはドリアン?
と思っていたら船の逆サイドにも別の小舟が!
見るからにフレッシュな果物が積んであります。
朝ごはん。。
とはイメージが違ったので、お断りしました。
しつこく迫ってくる感じではなく、
お断りすると、スッと離れて行かれました。
お!お鍋に湯気がたっている!
船首には謎の串もの。
自分の直感を信じて、この方から温かいものを注文してみました。
すると、朝の胃に優しい、温かいソイミルクティーでした!
英語が通じないので、
ベトナム語で質問すら出来ない自分が情けなかったです。
そして隣りの方が、
購入したライチをくださいました。
モシャモシャした皮をツルりと剥いて
コロンと手のひらにのせて、
カブリッ。
みずみずしくて甘くて、うまーーい!
こちらの船は、ドリアン専門店か!?
ぼくは、船を見ること自体が好きなので
色々なところが気になってしまいます。
船外機も萌えます。
小玉スイカがずらり!
中の綺麗な赤色を見せるために自分でガブガブかぶりついたのか?
それとも、何か動物にかぶりつかれたのか?
歯型がすごいです。。
船の上で、裸で過ごせる気候って、僕も最高に好きな気候です。
2月生まれなのですが、実は寒いのが苦手なもので。
スイカ船。
朝からスイカ三昧の気分になれなかったのですが、
今こうして、ブログを書いているこのタイミングで、
スイカがめっちゃ食べたい。。。
そういうもんですよね。
船から竹の棒を高く立て、その先端に吊るされているものが、
その船に売っている商品というサインです。
あれは、サツマイモかな??
川のある生活。
可愛い赤ちゃんが見える!
メコン川の水上レストラン。
ここに船をつけて、普通に食事をしている方々もたくさん。
似た景色をしばらく眺めてメコン川をさらに上流進んでいくと
なんと、ここからが水上マーケットのメイン会場でした。
水質はどこもこのような濁った感じです。
ちょこちょこ流れてくる青々とした植物。
上流で何らかの原因で折れたものでしょうか。
青竹も流れてきてますね。
さあ、いよいよ前方にメイン会場が見えてきました。
どの船も、商品を高く吊るしてアピールしています!
が、初めての人は、そもそもあの吊るされているものが何かがわからない。。
そして、このタイミングで朝日が昇ってきました。
水上マーケット、賑わっております!
あちらのほうから、獲物を狙うが如く、
僕たちの船を目掛けて猛スピードで近づいてくる小舟が!
また美味しそうなフルーツがたっぷり!
大きめの声で、何かおっしゃっているのですが、
全く聞き取りができない。。。。
そして、先ほどの方と違って、
今回はすぐに離れない粘り強さのある商売スタイル!(大事)
なんだあれは??
水上マーケットを横目に
水上洗濯、水上洗濯物干し
Good style!
ロックオンが成功し、
お客から注文が確定したらこちらのフックをガッと引っ掛けて交渉開始です。
あちらの船も賑わってますねー。
メコン川水上マーケットと朝日。
そりゃ、これだけ流れてたら絡むよね。。
Chợ nổi(水上マーケット)Hẹn gặp lại !(またね!)
Chợ nổi チヨ ノーイ(水上マーケット)
今回、水上マーケットのガイドをしてくださったMarioさんと。
気がついたら、船内にも物売りの女性が一緒に乗り込んでいました。
市場からの帰り際の、高揚した気持ちで
ついお土産を買ってしまうという心理を掴んだ上手な商売。
こちらが本日のドライバーさん。
船と船の隙間とか、卓越した船長技術でおもてなしをありがとうございました。
船着場に到着です。
出発した時は真っ暗だったこの場所もすっかりと明るくなりました。
船からおりてすぐのところで、
剥いて、食べやすくしたドリアンを販売している女性が。
どうしようか悩んでいると、
仲間の一人が購入。
食べきれないほどの量をGETしてしまい、
おこぼれちょうだいいたしました。
うまー!
こちらがドリアンの種。
種は川に捨てろと言われても、
川に浮かぶゴミの数々を見ると躊躇してしまいます。。
なんだろ、これも美味しそう。
水上マーケットで朝ごはん!
と思っていましたが、結局お腹ペコペコで帰ってきてしまいましたもので。。
【水上マーケットを楽しむ方法】としては、
・小銭を多めに持っていくこと。
・興味のある食べ物があったら、即チャレンジして、
もし量が多かったら、同じ船に乗っている人にプレゼントして交流を深めること。
・朝ごはんに何か食べよう。とかではなく、そこにあるものを美味しくいただくこと。
せっかくの機会ですので
存分に水上マーケットを楽しむ気持ちで船に乗ってみてください。