ムッシュの玉子サンド
僕が大好きな陶芸家の一人
佐賀県伊万里市の馬場光二郎さん。
羨ましいくらいに似合うヒゲやその雰囲気、気品ある笑顔などから、
親しいまわりの方からは『ムッシュ』と呼ばれています。
僕はそんなムッシュの器を大事に大事に使わせていただいています。
ある日のこと。
妻の手作りパンの良い香りがしてきた休みの日の朝、
なんと、ムッシュのお皿が妻により重しにされていました!!!
この器は一生モノだ! と大切に丁寧にしている僕の気持ちなど
妻には伝えていなかったし、僕も普段からガンガン使っていた器ということもあり、
何も知らない妻にとっては、
数ある作家さんの器の一つ。という感覚だったのでしょう。(もちろん、妻も大切に扱っています。)
たまたまその中でも、今回はムッシュの器が重しには最適な重さだったのでしょう。
知らないという事は、
こわい事でもあり、面白い事でもあります。^^;
どうやら
子供たちが作った茹で卵とパンが焼き上がるタイミングが重なって
玉子サンドを作るためだったようです。
受け皿になっているのが、ヤマザキ春のパン祭りの白皿というのも
ムッシュの器とのギャップに最適なセレクトで、
今回のショックを受けた僕の気持ちは、一気に開放されました^^
切り分けられ、ムッシュの器に盛り付けられた玉子サンドが
僕の方をジッと見て笑った。