ひめあおき・ヒメアオキ・姫青木・Aucuba japonica var. borealis
[植物]
ガリア目
ガリア科
アオキ属
アオキ種
ヒメアオキ
日本の太平洋側の暖温帯林下に自生するアオキの日本海側多雪地帯型の変種で、
アオキよりひとまわり小さいです。
高さは1mほどで、幹は直立せずに積雪にまかせるように横這いし、
葉がつく部分で斜めに立ち上がります。
葉の形は長楕円形で、葉の縁には粗い鋸歯があります。
雌雄異株で、冬になると差が分かります。
花期は3〜5月で、小さい褐色の花をつけます。
果実は卵形の液果で、種子を1個含み、秋頃から赤く熟し、翌年の開花の頃までついています。
山羊の好物で、
新芽を魚と合わせると美味しいと言われましたが
激まずでした。と野草研究家の菊池はるみさん。^^
どんな魚とどんな調理で合わせたら美味しいのかを
美味しい組み合わせが見つかるまで試したいくらい興味深いですね。
黄色い班が入ったアオキは庭木で有名で、良く見かけます。
冬も常緑なので貴重な食料だったようです。
皮膚に良いと言われ、陀羅尼助という奈良の昔ながらの薬に、
照りを出す為に利用されます。