ブログ

寿司職人が船長の遊漁船、その名も『すし丸』!

[釣り・Fishing]

P8280001.jpg
佐賀県唐津市(からつし)
満島港(みつしまこう)

P8280002.jpg
今回お世話になったのは、こちらの漁船。

P8280004.jpg
その名も『すし丸』!!

P8280006.jpg
船長の上杉仁(うえすぎじん)さんは、
福岡県福岡市
中洲川端の老舗寿司店
【博多 太兵衛鮨(はかた たへえずし)】の3代目の大将です。

P8280005.jpg
創業は昭和25年(1950年)初代店主である母里トミさんが
すしを中心とした飲食店【都食堂】を福岡市舞鶴に開業したことから始まったそうです。
昭和40年(1965年)先祖である黒田節の母里太兵衛にちなんで、
屋号を太兵衛鮨(たへえずし)と改めたそうです。

P8280008.jpg
僕個人的には、日焼けしている寿司職人が大好きでして
僕も大概、海におりますし、釣りの頻度の高い寿司職人の一人ではありますが、
上杉さんは、ゴムボート釣りから始まり、小型ボート、中型船と段階を踏み
ご縁あって、長崎県壱岐の漁師さんから漁船を譲り受け、
佐賀の唐津に船を係留し、遊漁船まで始めてしまったという面白すぎる寿司職人さんです。

P8280011.jpg
その姿は、もはや漁師さんでした。

P8280013.jpg
慣れた手つきで大海原に連れ出してくださいます。
漁船なので、大海原もなんのその。
絶壁に見入ってしまうほど迫力のある烏帽子島と灯台
今回、船上には寿司職人が二人という状況。
同船されていたお客様も、寿司期待しちゃいますよね。
船では握りませんが。^^;

P8280018.jpg
釣った魚はサッと血抜きし、〆てくださいます。

P8280020.jpg
寿司職人が皆、活魚を適切に〆ることができるかと言えば、
実はそうでもありません。
漁師さんや魚屋さんは活魚を〆る機会が多いですが、
全ての寿司屋さんに生けすがあるわけではないので
いざ活魚が目の前に来ると、
魚種ごとに、どこをどう〆たら良いのかとワタワタしてしまいがちです。
要するに、魚を〆ることは、これまでは寿司屋の仕事ではなかったわけです。
上杉さんは、お客様が釣った魚を、魚によっては内臓も取り出し、皮を剥ぐところまでして
お客様に差し上げていました。

240539045_1011369379675150_9030914788495745766_n.jpg
ガツンと嬉しい夏の代表魚、キジハタ。

P8280022.jpg
グイグイと最後まで引っ張る、マゴチの引きは、
思い出すだけで一杯飲めるほど感触がずっと残っています。
当たりはたくさんあったものの、この日の僕は小型魚連発。
どれもリリースさせていただきました。

P8280047.jpg
同船されていた皆様、本当に良い方ばかりで楽しい釣行となりました。

P8280048.jpg
寿司職人が船長の遊漁船、『すし丸』。
寿司と釣りが好きな方にはオススメです!

P8280051.jpg
唐津城が望める満島港(みつしまこう)から出船する
【釣り船 すし丸】
ホームページに詳細がございます。
https://taheemaru.amebaownd.com/