料理 以久満(いくま)
2021年11月
出雲での夕食
以久満(いくま)さんにて
今日は自分が運転しないので熱燗いかせていただきます!
島根といえば、日本最古の天然岩のりと言われている『十六島海苔(うっぷるいのり)』。
お通しから嬉しい一品です。
風土記の時代から、海苔の特産地として全国にその名を知られていた出雲市。
特に現在の出雲市の北端、日本海に突き出す十六島鼻と呼ばれる岬周辺の海苔は、
古来よりその名で知られていて、高級海苔の代名詞としてその地位を今でも守っています。
12月から2月までという短い期間に限定収穫されて、
冬の荒れ狂う日本海の足場の悪い岩場で『シマゴ』と呼ばれる人達によって
一枚一枚手で摘み取られています。
磯の香りがとても強く、コシのある食感が特徴です。
十六島海苔は正月のお雑煮に入れて食べれば、その年の邪気を払い、 難病を逃れる事が出来るという
言い伝えがあります。
ハガツオとノドグロとアジのお刺身盛り
こちらが4代目で
料理人であり、寿司職人の生間太一(いくまたいち)さん。
お店に入った際に、『あれ? 岡田さんですか?』と声をかけてくださりビックリ!
なんと、以前に長尾明子さんにフェイスブック経由でご紹介いただいた
あの寿司職人の生間さんだったのです!!
メッセージ上で『いつか必ずお会いしましょう!』と言っていたことが
偶然実現できました!
長尾さん、生間さんにお会いできましたよー!ありがとうございます!!
こちらは3代目の生間さんのお父様。
うなぎの蒲焼きを注文すると、目の前で捌き始めて見せてくださいました。
和食の父
寿司の息子
そして、太一さんの息子さんも現在銀座に料理修行に出ているそうです。
このカウンターに3代並ぶ日を想像すると感動ものですね。
以久満名物のイノシシ鍋
生きものが食べものに!
寿司職人ってかっこいい。
あの食材とあの食材とあの食材が合わさって、
この小さな一つのお寿司の中にたくさんの世界を見せてくれる。
お寿司って素晴らしい食べものだー。
出西しょうがのガリ
ケンサキイカ
スズキあん肝シャーベット握り寿司
マアジ
ヒラマサ
マサバ
ノドグロ(正式和名:アカムツ)
芽ネギ
マグロ赤身
玉子焼き寿司の形状が面白い!
煮アナゴ
太巻き寿司に出汁をかけて
太巻き出汁茶漬け
シメに、出雲そばまで!!
カウンター席のお隣りには、ずっとコワモテの方がいらっしゃるなー。
とドキドキしながらお寿司をいただいていたのですが、
ひょんなことから意気投合。
なんと、有名な美術家さんたちのお集まりでした。
現代美術の巨匠 洋画家の園山幹生先生(写真右から2番目)や
一番右の方は山陰のピカソと呼ばれ、
さらには野球の世界でも有名な方で
甲子園に何度も出場している強豪校『開星高校』の野球部監督で【やくざ監督】と呼ばれている
野々村直通(ののむらなおみち)監督でした。
情熱溢れるお話をたくさんありがとうございました!
最後は、念願の生間太一さんとお会い出来た記念に写真を。
出雲でのお食事には、ぜひ
以久満(いくま)さんに行ってみてください。
【料理 以久満(いくま)】
住所:島根県出雲市平田町2236-8
電話:0853-62-2248
ホームページ:http://ryouri-ikuma.jp/
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